本日の新入荷は「果実酒の季節」
梅酒やリンゴ酒、パイナップル酒からにんにく酒まで何でもできちゃう
アルコール度35%のホワイトリカー、その名も「果実酒の季節」
梅酒づくりの季節だし、今年は自分も梅酒づくりに挑戦してみようっ!!と思い立ちイザ梅酒を作ろうと思ってみても、香港の酒税の関係で、35%のホワイトリカーというのは、なかなか周辺では見つからない、香港にはそんな事情があるわけですね。
じゃんっ!!
果実酒用35%、ホワイトリカーの登場よ!!
40代くらいの皆さんが子供だった頃、おそらく多くのご家庭でお母さんが梅酒を自分で作っていたと思いますが、そういう感覚で香港のおばちゃんの間でも、檸檬やリンゴをお酢や白酒に漬け自作するというのはあったけど、日本同様、若い人々が自分で作るかといったらあまりしていなかったのですね。
それが、ここ数年、健康ブームがあったり、香港の若い人たちの間でもDIY○○というのがとても流行っていたりで、先日ご紹介したDIYたこ焼きしかり、DIY梅酒も爆発的な人気となったわけです。
その香港で巻き起こるDIYブームにのって日本からやってきたのが和歌山の青梅。和歌山の青梅が香港にやってくることになったそのストーリーがこちらの
ダイヤモンドオンライン(2016年9月30日)
の後半部分(P.4~)に詳しくあるのですが、一部を抜粋すると
そして、梅酒だけではなく、いま香港で、「梅の実そのもの」がブレイクしはじめていた。
“梅酒を自宅で作る”という文化ごと香港へ輸出
2013年、和歌山県では収穫中盤からの高温多雨という、異常気象により梅が過去に経験のない大豊作を迎え、出荷想定を大幅にオーバー。一大産地である田辺市・JA紀南では喜ぶどころか、頭を抱えてしまった。
売り先がない!
という事態だったというのだからビジネスとはわからないものですね。記事によると、売り先がないと頭を抱えていたところに、香港のバイヤーさんから声がかかってテスト販売から始め、昨年2016年には13トンを完売。
こちらのJA南紀、広報誌の発表によると「南高梅」の輸出は前年比3倍で16トンとなったというのだから、驚きです。
JA南紀広報誌:香港での青梅販売拡大
香港での梅酒の基盤は「チョーヤ」によって確立されたと言っても過言でないくらい「チョーヤ」という単語は香港の人々の日常に普通に存在。我が家でも「チョーヤはありますか?チョーヤはありますか?梅の入ったやつ」という声が度々あります。今は各企業から相当数の梅酒が香港で販売されていると思いますが、それも、この「チョーヤの梅酒」が香港で確たる基盤作ったわけで、イヤハヤ、そう簡単ではなかったことと想像します。人生の先輩に感謝、感謝。
宝酒造の「果実酒の季節」
すっかり、話題が和歌山の青梅のお話になってしまいましたが、
本日の新入荷は宝酒造の「果実酒の季節」でゴザイマス。
こちらのHPも一年中「果実酒の季節」を使って果実酒づくりが楽しめる
レシピがタップリ。梅酒だけではなく、グレープフルーツやショウガなどなど
色々なレシピが並ぶ中、ワタクシ、気になったのは、こちらの「ゴーヤ酒」
苦瓜ですよ、苦瓜、「ふぅ~くわぁ~酒」も出来ちゃうんですね。
プルーン酒なんてのもあります。
苦瓜もプルーンも香港では街市にタップリ並ぶから、こうした変わり種も
香港での果実酒づくりを楽しくさせそう。
広東語版、DIY梅酒づくりのページも沢山あります。
と、いうことで、宝酒造の「果実酒の季節」、皆さまも是非に!