Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

新入荷:CAS凍結のカンパチのカマ

本日の新入荷は、佐賀玄海漁業協同組合のカンパチのカマ。

この佐賀玄海漁業協同組合呼子CASセンターでは「CAS凍結」という技術を導入。

呼子CASセンターのHPによる「CAS凍結」の説明を見てみると

CAS(セル・アライブ・システム:Cells Alive System)は、「細胞が生きている」という意味。凍結しても細胞が破壊されず、解凍後も鮮度が生き生きとよみがえることから名づけられました。

と、あります。

 

そのCAS凍結とうい技術を用いて、玄界灘の贅沢なまでの新鮮な海産物が解凍後も

美味しく頂ける事ができる形で、日本全国、世界各国へ届けられているわけですね。

 

こちらが、本日、新入荷となった CAS凍結技術を用いた「カンパチのカマ」

1袋2つのカマが入っています。

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「カンパチのカマ塩焼き」「ハマチのカマ塩焼き」

「マグロのカマ塩焼き」というメニューは香港内にある本格的日本料理店では

昔から人気のメニューの一つ。最近はやりのお若い方々に人気の日本食店では

どうだろう、ワタクシはあまり行く機会がないのでメニューにあるかどうかは

分かりませんが、でも、ある程度、日本食レストランに時々行くという方で

あれば、カマの塩焼き自体はご存じではないかと思います。

がっ!!

「カマの塩焼き」自体は知っていても、自宅で焼いて食べるかと言ったら

それは無いんですね。

何故か?

はい、ここは、香港。

自宅で「焼く」という調理法を用いて料理をする習慣もなければ

魚を焼く調理器具も一般家庭には普通、無いからなのですね。

 

香港ヤン、みんな大好きBBQ!

と、いう事で、ワタクシ、本日新入荷となったカンパチのカマを

どういう感じで香港の皆さんに提案してみようかなというと、はい、

香港ヤン、みんな大好きBBQ!

赤子から杖ついてるおばあちゃんまで、みんな好きよね、

香港ヤン、どんだけBBQ好きなのよっ!!と感心するぐらいバーベキュー好きで

香港の食品会社でネット販売しているお店は必ずと言っていいほど「BBQ食品」

「焼烤Set」「烤(BBQ)用具」という特別カテゴリーを作っているくらい。

まぁ、あれよ、人が集まればBBQか火鍋というわかりやすい人々でもあります。

 

寒さもひと段落した今頃から、夏の暑くなるまでの数か月間、

そして本格的な暑さが過ぎ去った初秋から冬の間はBBQシーズン。

日本は夏の日差しの下、河川敷やキャンプ場でBBQという人も多いかもしれませんが

暑い時にはクーラーなしでは過ごせない香港ヤンは夏の期間はBBQは基本、お休み。

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BBQに行く人は、お向かいの雑貨屋さんで、炭だの網だの、

燒烤叉 (←食材を刺す巨大フォークのようなBBQ用具)などを調達して

いきますのでね、その方々に突撃セールスよ!

と、突撃セールスしたいのは山々ですが、そんなアグレッシブな事を

この田舎街で異国人のワタクシがしたら睨まれかねないので、突撃することなく

「何々、お天気もいいし、BBQ????」と雑談がてら

スルリ、スルリと近づいて、おしとやかにお薦めを試みてみようと思います。

「アルミホイルにね、このカマ包んでね、網の上にのっけってね

出来上がったら、このポン酢を垂らして食べるのよ!」と

ポン酢も一緒にお薦めしたいと思うのよ。

そのうち、大根仕入れして、大根おろしの文化も一緒に広げたいところよね。

 

 

話は佐賀玄海漁業協同組合呼子CASセンターに戻りますが、佐賀玄海漁協では

このCAS技術を使って、市場相場に左右されること無い安定した製品を作り

販路を日本全国、世界各国に広げ、地域の雇用に繋げているんですって。

その様子がこちら↓↓↓佐賀玄海漁業協同組合呼子CASセンターHPで説明されています。

最新の凍結技術で新鮮な「呼子の活いか」をお届けします|佐賀玄海漁業協同組合 呼子CASセンター

 

実際ね、玄界灘から遠く離れたAp Lei Chauでワタクシ、小さな小さなお店を

やっておりますが、玄界灘の冷凍カンパチのカマがAp Lei Chauにやってこれたのは、

この、どうやら凄いらしいCAS技術を使って、こうして個別包装にしていただいて、

そうした、生産者側の投資と動きがあったからに他ならないと思うのですね。

そして、香港側の食品卸さん。

食品卸さんとしてみれば、大手スーパーや街中のガンガン流行っている高級どころの

日本食レストランに箱単位で卸すのが効率的な仕事なわけで、こうして、香港の

外れの小さな店に小単位で卸すという仕事の仕方は、すべての卸さんが採用している

動きではない。こうした香港側の卸さんが存在しなければ我々のような小さな

小さな小売店は業態自体が成り立たないわけで、

香港側卸さんのその細やかな対応には、本当、感謝してもしきれない。

 

 

佐賀という場所、まだ行ったことはありませんが、

美味しそうな海産物がたくさんあるようだし、機会をつくって訪れてみたい

そう思わせてくれたカンパチのカマ。

まずは、一生懸命、販売に力を入れたいと思います。

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新入荷:宝酒造の果実酒の季節

本日の新入荷は「果実酒の季節」

梅酒やリンゴ酒、パイナップル酒からにんにく酒まで何でもできちゃう

アルコール度35%のホワイトリカー、その名も「果実酒の季節」

 

梅酒づくりの季節だし、今年は自分も梅酒づくりに挑戦してみようっ!!と思い立ちイザ梅酒を作ろうと思ってみても、香港の酒税の関係で、35%のホワイトリカーというのは、なかなか周辺では見つからない、香港にはそんな事情があるわけですね。

 

じゃんっ!!

果実酒用35%、ホワイトリカーの登場よ!!

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40代くらいの皆さんが子供だった頃、おそらく多くのご家庭でお母さんが梅酒を自分で作っていたと思いますが、そういう感覚で香港のおばちゃんの間でも、檸檬やリンゴをお酢や白酒に漬け自作するというのはあったけど、日本同様、若い人々が自分で作るかといったらあまりしていなかったのですね。

それが、ここ数年、健康ブームがあったり、香港の若い人たちの間でもDIY○○というのがとても流行っていたりで、先日ご紹介したDIYたこ焼きしかり、DIY梅酒も爆発的な人気となったわけです。

 

その香港で巻き起こるDIYブームにのって日本からやってきたのが和歌山の青梅。和歌山の青梅が香港にやってくることになったそのストーリーがこちらの

ダイヤモンドオンライン(2016年9月30日)

若者の酒離れに逆行!?「梅酒」大ブレイクの背景

diamond.jp

の後半部分(P.4~)に詳しくあるのですが、一部を抜粋すると

そして、梅酒だけではなく、いま香港で、「梅の実そのもの」がブレイクしはじめていた。

“梅酒を自宅で作る”という文化ごと香港へ輸出

2013年、和歌山県では収穫中盤からの高温多雨という、異常気象により梅が過去に経験のない大豊作を迎え、出荷想定を大幅にオーバー。一大産地である田辺市・JA紀南では喜ぶどころか、頭を抱えてしまった。

売り先がない!

 

 

という事態だったというのだからビジネスとはわからないものですね。記事によると、売り先がないと頭を抱えていたところに、香港のバイヤーさんから声がかかってテスト販売から始め、昨年2016年には13トンを完売。

 

こちらのJA南紀、広報誌の発表によると「南高梅」の輸出は前年比3倍で16トンとなったというのだから、驚きです。

JA南紀広報誌:香港での青梅販売拡大

www.ja-kinan.or.jp

香港での梅酒の基盤は「チョーヤ」によって確立されたと言っても過言でないくらい「チョーヤ」という単語は香港の人々の日常に普通に存在。我が家でも「チョーヤはありますか?チョーヤはありますか?梅の入ったやつ」という声が度々あります。今は各企業から相当数の梅酒が香港で販売されていると思いますが、それも、この「チョーヤの梅酒」が香港で確たる基盤作ったわけで、イヤハヤ、そう簡単ではなかったことと想像します。人生の先輩に感謝、感謝。

www.choya.co.jp

 

宝酒造の「果実酒の季節」

すっかり、話題が和歌山の青梅のお話になってしまいましたが、

本日の新入荷は宝酒造の「果実酒の季節」でゴザイマス。

 

こちらのHPも一年中「果実酒の季節」を使って果実酒づくりが楽しめる

レシピがタップリ。梅酒だけではなく、グレープフルーツやショウガなどなど

色々なレシピが並ぶ中、ワタクシ、気になったのは、こちらの「ゴーヤ酒」

www.takarashuzo.co.jp

苦瓜ですよ、苦瓜、「ふぅ~くわぁ~酒」も出来ちゃうんですね。

プルーン酒なんてのもあります。

苦瓜もプルーンも香港では街市にタップリ並ぶから、こうした変わり種も

香港での果実酒づくりを楽しくさせそう。

 

広東語版、DIY梅酒づくりのページも沢山あります。

hk.apple.nextmedia.com

 

hk.apple.nextmedia.com

 

と、いうことで、宝酒造の「果実酒の季節」、皆さまも是非に!

www.takarashuzo.co.jp

 

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新入荷:わさび餃子と鶏軟骨餃子、その他いろいろ冷凍食品。

先日、冷凍庫がやってきたお話は書きましたかね。

そうそう、この辺、この辺。

hongkongjapan.hatenablog.com

小さいながらも冷凍庫が1つあると、商品の幅も広がる、広がる。

ということで、本日の新入荷は、香港ヤンも大好き焼き餃子。

 

わさび餃子と鶏軟骨餃子

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他にも野菜餃子や浜松餃子など色々あるよ。

ワサビ餃子はあの「ワサビつーん」が効いてるし、軟骨餃子は鶏軟骨のコリコリ感が

たまらない。焼き餃子という食文化というのは、香港にはもともとなくて、

20年くらい前までは、香港で焼き餃子を食べたかったら上海系のレストランで

「鍋貼餃子」というメニューを頼まななければ中々食べる事も出来なかったけど、

日本食ブームと台湾系FC八方雲集鍋貼水餃専門店の凄まじい勢いの展開で

スッカリ香港の食文化の中に定着しましたね。

現在の香港で、その焼き餃子の立ち位置といえば、

「えっ?何々??ボクら、もともとフツーに香港で食べられてましたけど?」と、

焼き餃子自身が言い出しそうなくらい、普通に日常の中に存在していて日本、

中国、地元香港、各方面から多くの企業が様々な焼き餃子を出していて

商品の種類も豊富。

と、言う事で、我が家も、今日はワサビ餃子や軟骨餃子の入荷となっていますが、

折角なので味やブランドを入れ替えながら入れていきたいなと勉強中。

そう、ワタクシ、実は、焼き餃子大好きなのですよ。

中国産の餃子は過去に事件もあって、特に日本では中国産の餃子に良いイメージを

お持ちでない方も多いかもしれません。

自分はどうかな?どう思うかな?

自分はもともと「中国産なんて絶対イヤッ!!」という、国くくりで商品を

判断するという思考はあまりないという事も関係しているかもしれませんが、

単純に純粋に、

「中国の人々は餃子作りに長けている」

とは、思うかな。

 

 

ワサビのツーンが利いている「わさび餃子」と

軟骨のコリコリ感がたまらない「なんこつ餃子」

野菜餃子に浜松餃子。

この先、入れ代わり立ち代わり、様々な餃子も登場予定。

皆さまも、是非に!

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新入荷:タマノイのすしのこ

タマノイの「すしのこ」!

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こちらの商品は開店当初から仕入れをしたかったのだけど、入り数が大きすぎて仕入れを躊躇していた商品。最近、小単位で卸して下さる卸さんに出会い、早速登場。

すし酢はミツカンの寿司酢も置いているのですが、すし飯の感覚がよくわからないという香港の方も多く、時々お客様からも声のかかっていた商品。

しめ鯖や冷凍すしネタも続々入って来るし、DIY寿司パッケージなどもつくって西邨の皆さんに提案してみるよ!

 

タマノイ酢株式会社

タマノイ酢のHPにおじゃましてみると、HH内にあるTAMANOI KITCHENのレシピも

綺麗な写真付きで内容盛りだくさん!

タマノイ酢株式会社|調理師・河田智子の酢マイルレシピ

「すしのこ」で白菜漬けや、夏野菜のすしのこマリネなどの紹介もあって

ああ、こういう使い方もあったのか、改めて見入ってしまします。

すしのこで簡単白菜の浅漬けなんて、 白菜切ってすしのこで揉むだけという手軽さ!

夏野菜のすしのこマリネ、こちらも彩綺麗で暑い香港の夏も乗り切れそう!

 

この「すしのこ」の商品案内などを見てみると、1食分の袋商品もあるんですね。

タマノイ酢株式会社|商品情報|おすし

こういう、食べきりサイズというのは、長期出張時に持っていっても役に立ちそう。

単身赴任の人にも良いかも。レトルトパックのご飯と小袋の焼海苔なんかね

出張バックにちょっと、一緒に忍ばせて。

出張は旅先の現地の食事も楽しみという部分もあるけど、ある程度長くなると

「今日はちょっと、簡単にサクッと済ませたい」と思う事もあるものね。

お酢を摂ると、ドロンドロンに汚れた体も不思議とリセットされるような気がします。

 

タマノイのすしのこ、みなさまも是非に!

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ホームページ内に商品案内のリンクを作ってみた。

香港の生活情報誌「ポケットページウィークリー(PPW) No. 577 2017年2月第一号

祝MTR南港島線開通!日射しが眩しい香港島 南へ!

南港島線開通特集号内でお店を紹介していただいて以来、

Ming-san KitchenのHPを検索して下さる方も多くなった。メディアの力って凄いのね。

ありがとうございます、ありがとうございます!

このPPWのリンクを貼りたかったのですが、PPWさんのページが重いのか

それとも何か他の原因か、PPWのページには辿り着けなかったので、また、いつか。

 (2017年3月21日追記:出来ました、出来ました、PPW No. 577、こちらから↓↓↓どうぞ。)

祝MTR南港島線開通!日射しが眩しい香港島 南へ!

www.pocketpageweekly.com

 

ホームページ内に商品案内カテゴリーを追加してみた

このブログでは時々入荷商品について書いていたけど、

HP内にはアップしてこなかったのでこのブログの「仕入れ」カテゴリーを

HP上に「商品案内:Arrival Items」としてリンクを貼ってみた。

右上のとこですね。

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結果的にはこのブログに繋がる事になるので、なんのこっちゃ!という印象が

ないわけでは無いのですが、ブログからではなくHPから入って来られた方も

どんな商品があるのか、サクッと見れる線を繋いでみたわけです。

本来であれば、毎日、入荷したものを小まめにアップしてゆくのが理想的で

ワタクシ、タコのように手が8本あると同時進行で色々こなせて良いのになと

思ってみるものの、北風と闘いつつ、商品に埃がたまらないよう、掃除しつつと

なかなか落ち着いて情報をアップするという作業が、あれもこれもと間に合わず。

取り急ぎ、ブログの「仕入れ」カテゴリーをリンクしてみたわけですね。

今時、ホームページやブログなんて、プッ!!と笑われてしまうかもしれませんが、

SNSはSNSで、ワタクシのようなアナログ人間にはこれまた、大変でございまして。

 

と、言う事で、

香港の小島の漁村の日本食品雑貨店 Ming-san Kitchenのホームページはこちらから

hongkongjapan.jimdo.com

南港島線開通後のAp Lei Chauは

金鐘から11分と、とても身近な南の島の漁業町になりました。

皆さまも是非、お出かけ下さい。

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新入荷:冷凍しめ鯖、冷凍ニシン、クリームコロッケ、さつま揚げなど

もう少し、商品の幅を広げたいなぁ~。でもスペースも限りがあるし、

半屋外で壁がなくて、北風ボーボーだしどうしようかなぁ~と

一人でブツブツ言っていたら、突然、Ming-sanが冷凍庫を買って来てくれた。

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と、言う事で、まずは、

蟹クリームコロッケ、冷凍しめ鯖、冷凍酢漬けニシン、

さつま揚げや牛蒡巻き、

香港ヤンも大好きな居酒屋メニュー手羽餃子など入れてみた。

 

香港ヤン、蟹脚も大好きだから、試しに蟹脚も入れてみようか!と

注文してみたところ、

あ゛っ!!

何とっ!!なんとも艶めかしい裸パッケージ。

これでは売れないという事で、こちらは残念ながら

早々ワタクシめのお腹に収まる事になります。

オーダー時に確認したと思っても、香港、処どころにこうした罠が

時々潜んでいるから、初めの一歩は慎重に、慎重に。

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これから先の予定としては、真空パックの鰹のタタキや

軟骨餃子、宮崎のソーセージなどの仕入れも検討中。

ご近所のローカル冷凍屋さんとなるべく商品が重ならないように

お寿司のネタの少量パックや練り製品、冷凍お蕎麦など揃えていきたい、

そんな感じかな?

日本を離れて長くなってしまった自分は、なかなか

「こんな商品もいいんじゃない?」というアイデアが思い浮かばず困っております。

本来は業務用商品でシンプルなパッケージでも、内容量が少な目ならば全然OK!

個別包装の冷凍食品、少量からの卸しが可能という商品をお持ちの皆さま、

情報、お待ちしております!!

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新入荷:長龍酒造(奈良県)「吉野杉の樽酒」

新入荷:長龍酒造(奈良県)「吉野杉の樽酒」

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先日、少し触れました、木の香が特徴のお酒。

hongkongjapan.hatenablog.com

その香や味わいが、実際、香港の皆さんに受け入れらるかどうかという事は

まだこれからその流れが見えてくると思うのですが、先日、ご紹介いただいた

数多くのお酒の中から、まずは、こちらの「吉野杉の樽酒」を数本。

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香港で入手できる日本の雑誌などを見ている限りでの感覚ですが、

「樽酒」が日本で流行っている方向でしょうか?

最近「樽酒」という名のつくお酒が増えているように感じます。

 

長龍酒造「吉野杉の樽酒」

さて、今回入れてみた長龍酒造「吉野杉の樽酒」

最近増えてきていそうな「樽酒」の中でも、

こちら、長龍酒造の「吉野杉の樽酒」は、日本で最初に発売された「瓶詰の樽酒」

 

同じく吉野杉甲府樽を使用して造られた「吉野杉の樽酒 雄町山廃純米酒」

というお酒も試飲したのですが、何故、今回「吉野杉の樽酒」にしたかというと

香港の皆さんが普段食べている食事にはこちらの方が合うような気がしたことと、

料金とお店の環境。

お店があるエリアというのは、日本の商品であれば高ければ高いほど売れると

いうエリアではないので、ある一定の料金を超えると、途端に動かない。

お店自体も半屋外的な作りで、繊細過ぎるお酒も取り扱いが難しい。

そして、香港ではまだ珍しい「樽の香のお酒」という、そのものズバリの特徴が

お客様との会話に繋がり、この「吉野杉の樽酒」は、このエリアでの

売り手としてはとてもありがたいお酒だと思います。

実際、今回の仕入れは追加で、前回初めて入れた時のお客様の反応は

「へぇ~、そうなんだ、じゃ、今日はこれにしてみる!」という反応。

香港の方にとっては未知の世界の味と、試してみやすい料金体系という

そのバランスがいいのかもしれません。

ご購入いただいたお客様からのフィードバックが楽しみ、楽しみ!

 

大切な商品を、どこの卸さんに託すべきか

大切な商品をどこの卸さんに託すべきかという事については、

このブログ内でも、たびたび触れてきています。

 

今回、お酒を紹介していただいてから比較的早く仕入れに至ったのには

もう1つ大きな理由があって、それは1本から注文できるという事。

我々のように小さな小さな小売店で仕入れをする時に、非常にありがたいのは

この少量注文可という、その体制。

日本酒は、香港に数多く入っていて、魅力的なお酒も多いのですが、

仕入れは箱単位という縛りのあるお酒もあり、残念ながら

泣く泣く仕入れを諦めているお酒もあります。

 

 

日本の酒造さんの中には、香港進出を検討中という方もいらっしゃるかもしれません。

香港側の卸さんを決定する時に、香港市場への流通をどうしたいのか

カートン単位での動きにして大量購入する法人にだけ卸したいのか、

数本からでも、こだわりの料理屋さんに卸したいのか、

卸さんがどう動くかはあまり我関せず、取りあえず日本の港を出港すればそれでよし

とするのか、色々な方法があると思うので、その辺りも考えて

香港の卸さんを決めるというのも大切な事かもしれません。

どれが正しくて、どれが間違っているという性格のものでもないし、

自分たちのお酒をどう広めていきたいのか、それに合致していれば

様々な方法があっていいのだと思います。

 

 

日本で最初の瓶詰め樽酒

長龍酒造の「吉野杉の樽酒」皆様も、是非に。

www.choryo.jp

 

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