Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

日本酒とワイン:日本における日本酒とワインの消費量に関する記事を読んで心底驚いたおはなし

少し前のことですが、こちらの記事を読んだとき心底驚いたのです。

東京カレンダー(2017年10月1日)

バブル期の日本人ワイン消費量は実は年間たった1本。→今は4本。

tokyo-calendar.jp

東京で暮らしている方々は誰もが毎日毎日

イタリア料理やフランス料理を楽しんでいたんじゃないかしら?

と、遠い昔の記憶。

かつて日本にもそんな時代があったバブルな日々ですよ。

ななんと、何とっ!

あの当時で、まさかの1本っ!!

1日の話じゃなくて、これ、年間ですよ、年間!!

リンクした先ほどの東京カレンダーの記事によりますと

2018年となった今の日本ではその当時に比べると

ワインもすっかり身近になったということらしいですが

それでも成人1人辺りのワインの消費量年間約4.5本くらいらしいのですね。

 

ところで、日本における成人1人当たりの日本酒の消費量って

年間どれくらいなんだろうと検索してみたのですが

あれっ?あれれれれれれっ??

こちらは、こちらで、バシッっ!!と一目瞭然の資料というのは政府や

日本酒関連業界からはあまり出ていないのかしら?

あまり見当たらない。

というか、日本で日本酒業界でガツンとお仕事していらっしゃる方は

どんな数字を目安にして日々のお仕事をこなしていらっしゃるのか

その辺りも気になるところね。

きっと、プロが参考している数字の資料というのがどこかにあるのだと思いますが

ちょっと簡単には見つからなそうだったのでここでは割愛。

まっ、まさかとは思いますが、一人当たりの消費量とか誰も把握してなくて

だた、やみくもに日々お酒を作って売ってるだけとか?

結構大雑把なビジネスモデルだったりするのかしら?

なんだか不思議な業界ね。

まぁ、その辺りは業界の方々には業界の方々の仕事の運び方というのが

あるのでしょうから、私のような素人が口出しすることでもない。

 

話は日本酒とワインの日本における消費量そのものに戻りまして

とても参考になるブログ記事を書かれていらっしゃる

ワインエキスパートの方がいらっしゃいました。

ノムリエパパのワイン日記ーワイン法って面白い

ワインと日本酒の消費数量が接近(わずか1.5倍差)

平成29年3月国税庁統計「酒のしおり」での比較(2017年3月31日投稿)

ameblo.jp

さすが、本業弁護士さん、読者が求めているであろう部分を

掲載して下さっています。我々読者側はサクッとすぐに拝見できますが、

国税庁のバラバラのあのPDFデータを1つ1つ入力して下さったのかと思うと

ノムリエパパさん、本当に、本当にありがとうございます!

とても参考になりました。

 

そして、どこをどう検索しても振出しに戻ってしまうことで

話題沸騰中のリニューアルされた国税庁のサイト

行きたいところに辿り着けない最新サイトの中での「酒のしおり」の

正しいリンク先も記載されていました。

酒のしおりの正しいリンク先〜国税庁平成30年3月発表 | ノムリエパパのワイン日記~ワイン法って面白い

 

話が少しそれてしまいましたが、

東京カレンダーの記事や国税庁の資料によると、見えてくるのは

日本酒とワインの日本における

一人当たりの年間消費量というのは

大雑把にいうと、どうやら

4合瓶10本にも満たないらしいっ!!

一人当たり一升瓶5本すら消費してないなんて、

ちょっとショッキングな数字じゃございませんか?

これ、我が家だけの驚きなのかしら?

我が家では夜、大体晩酌をするのですね。

晩酌というか、毎日仕事が終わったら

「今日も一日お疲れさぁ~ん!!」という感じで

そこまでが一日のルーティンになっているというか

日常的に酒類があるのが極極当たり前の空間なのですが

世の中でそれはもしかして、

マジョリティー側ではなくマイノリティー側だったのかしら?

急に、ものすごく、不安になってきました、色々な面で。

 

香港で暮らしていると

外でサクッと食事をする時にだって、ホラ、こうして一升瓶やら4合瓶やら

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昨今は持ち込み料の関連で若干持ち込みは減ったかなとは思うものの

大牌檔での食事時にお酒を飲みたい人は

ワインやウィスキー、お酒などをを持参するというのは、

香港では比較的一般的だけど、

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ああああああ、そういえば

日本で外で食事をする時に、飲物持参することなんて

特別な場合を除いて、ないわね、言われてみればっ。

毎日毎日アルコール込みで外食を続けるというのも何かと難しいものがあるだろうし

お家でお酒を飲むのが習慣化していないと、

なるほど、お酒自体を飲む機会というのはそれほどないのかしら?

 

仕事上でもプライベート上でも

呑み助の皆さんに囲まれた現在の西邨の生活でも

身近にお酒類があったから

今回、改めて考えてみた「日本での酒類消費量」が思いのほか少なかったことに

新たな驚きを感じております。

hongkongjapan.hatenablog.com

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豚骨ラーメンスープ:ラーメン、うどん、火鍋のスープに大活躍

さぁーて今日は何を売ろうかなぁ〜とか

余裕ぶってる場合じゃございません。

本日は、こちら、エバラの「豚骨ラーメンスープ」

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豚骨スープ売り切る前に夏が来ちゃいそうな感じでちょっとよろしくないわね、

今年の天気は。

冬には仕入が間に合わないほど人気の豚骨スープも

気温30度、湿度90%の世界ではなかなか売るのは難しくなりますからね。

エバラさんっ!

エバラさぁ~んっ!!

夏よ、夏!!

そういえば昨年の夏もエバラの商品の事、考えていたわよね、

本格的な暑さが始まる前に。

hongkongjapan.hatenablog.com

溢れんばかりのエバラさんへの愛の綴りはこちら↓↓↓

hongkongjapan.hatenablog.com

 

と、いうことで、こちらのエバラの豚骨ラーメンスープ、

本来は業務用で10-11倍に薄めて使うという商品ですが、

香港の皆さまはもともと豚骨味お好きだし、

ラーメンにもうどんにも火鍋にもお使いになるしで

業務用も何のその、皆さまご家庭でお使いになる。

 

そして、我が家では南区ではめずらしく生拉麺も扱っているし、

そもそもAp Lei Chauには本格的なラーメン屋さんがまだあまりないので

西邨の皆さまはすっかり自宅ラーメン派。

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メンマやチャーシューも入れてよっ!!というお声も

毎週のようにいただくのですが、いいサイズの小売商品というのが

なかなか無いのですよね。

hongkongjapan.hatenablog.com

 

 

はい、改めまして、こちらエバラの豚骨ラーメンスープ。

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ココだけの話、ポンコツ香港天文台が言ってたわよ

明後日からまた寒くなるってっ!!

みなさん、来週の寒さに備えて今日は豚骨スープを買うのですぞ!

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果実酒の季節:今年も梅酒づくりの季節がやって来た!

さぁ、皆さんっ!!

今年も梅酒を仕込む季節がやって来ましたよ!

梅酒づくりにか欠かせないホワイトリカー、当店にも到着済み。

今年も去年に引き続き、宝酒造のホワイトリカー果実酒の季節にしましたよ!

一昨年はまだ「梅酒はホワイトリカーで仕込む」という考えを全くお持ちでなかった

Ap Lei Chau周辺にお住まいの香港ヤンの皆さまでしたが

「梅の香りや味、特長をより引き出すために敢えて無色無臭で作られた

高アルコール度の蒸留酒だよ!」とお伝えしつつ

昨年↓↓↓こんな感じで簡単にできるんですよ!と、イザ、実演。

hongkongjapan.hatenablog.com

おかけさまでそれがとても評判よく、多くのお客様にお使いいただき

今年は、このホワイトリカー「果実酒の季節」の写真を片手に

「梅酒を作る用のこのお酒は入ったかしら?」と皆さまお声がけ下さる。

いやぁ、本当に嬉しいものです。

これまで全く見たことも使ったこともなかった日本の品を使ってみて

そして、また、当たり前のように使い続けて下さる。

異国の地での3坪ほどの小売店の仕事って、何て言うのだろう

「大きなプロジェクトを成し遂げた!今日はみんなで乾杯だっ!!」

というタイプのビジネスではなくて、気持ちが弱っている時には

「こんなことやっていて意味があるのだろうか」と変な不安が

頭をよぎることもも少なくなくて、でも、こうして香港の方々が

さも当然のように

「これ、昔から使ってましたけど、何か?」くらいな勢いでお越しになると

自分の毎日が形となって見えるから、これはこれで素直に嬉しい。

そのドヤ顔如何にも君は香港ヤンだね的な、

そんな香港人的ドヤ顔も可愛くみえくるから不思議よね。

いつもは本当に憎らしいけど。

 

と、いうことで、今年も昨年に引き続き

宝酒造の「果実酒の季節」入荷しました。

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こちら↑↑↑写真の梅酒は昨年つけたあの自家製梅酒。

中央の緑の蓋の容器は街市で気軽に買える少し小ぶりの梅、おそらく中国の梅かな。

左の黄色の蓋のビンは贅沢にも日本の南高梅をつけてみましたよ!

1年という時を経てどちらもいいお色になりました!(緑蓋1年、黄蓋約9ヶ月)

昨年の様子はこちら↓↓↓

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中国産の梅は近年質が上がり中国国内での梅の商品も多く生まれているようで

需要拡大でその値は高騰中らしい。

そうはいっても街市で青梅が気軽に買えるのは魅力的♡

是非皆さんも今年は自家製梅酒づくりに挑戦してみて下さいね!

 

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キユーピーのマヨネーズ:キユーピー株価の急落に驚き、本日はキユーピーマヨネーズ推しよっ!

昨日は香港のbloombergでピックアップされるほどに急落した日本のキユーピー株価。

その急落に驚いたものの、

日本国外に住んでいると直接応援したくても

応援できることというのは比較的限られていて

せめてもの応援の気持ちを込めて、本日は

日本産キユーピーマヨネーズ推し!

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Ap Lei Chauに食品小売店が何軒あるのかはちょっと想像が難しいですが、

日本版のキユーピーマヨネーズを扱っているのは

おそらく、おそらくですよ、当店のみではないかと思います。

と、いうことでAp Lei Chau内唯一の日本食品専門店の責務とばかりに

キユーピーマヨネーズを推して推して推しまくるわよっ!

何だか、宮下公園近くから

「プッ!!」という笑い声が聞こえてきそうではありますが

そんな小さなことは気にしない、気にしない!

 

日本産キユーピーマヨネーズ。

皆さん、最近食べたことありますか?

外国暮らしをしていると案外、食べていませんでしょ、

日本産のキユーピーマヨネーズ。

キユーピーは香港でもその音から「丘比」と記載され

マヨネーズだけでなくドレッシング類も多くの商品が親しまれていて、

ローカルスーパーには「丘比」ブランドの商品は沢山並んでいます。

がっ!

日本産のキユーピー商品というと、

ローカルスーパーで見かける機会というのはそう多くはない。

そして人々は「丘比(KEWPIE)」というブランドは案外覚えておらず

「BB仔」と呼んでいる。

 

ところで日本産のマヨネーズといえば、

このキユーピーマヨネーズ派と味の素のマヨネーズ派に

ザクッと別れると思いますが、あとどうだろう、

日本のマヨネーズメーカーといったらどこがありましたかね?

ちょっと思い出せないな。

ほっ??

あれ、もしかして日本のマヨネーズ市場ってこの2大勢力で

分け合っているのかしら?と気になり少し調べてみると、

はぁ~、2大勢力どころか

マヨネーズ市場におけるキユーピーの圧倒的なシェアは

食品業界では他の商品にあまり見ないほどの強さなのですね。

はぁ~、凄い。

そりゃ、宮益坂辺りから「プッ!」という声が聞こえてきそうな

気にもなるはずだわね。

 

キユーピーと丘比。

同じ会社が作る2つのブランドのマヨネーズ。

その味には大きな違いがあって、でもそれはキユーピーに限った事ではなく

日本食品メーカー各企業とも現地の人々の嗜好を日々研究し

現地に合わせた商品を作り上げてその市場に投入しているわけですね。

そんな中でも、このキユーピーマヨネーズと丘比マヨネーズは

味の違いを顕著に感じる事の出来る商品だと思うので

興味のある方は食べ比べをしてみてくださいね!

その2つの味の違い、香港ピーポーの皆さまにもおわかりいただけるようで

日本産のキユーピーマヨネーズの為にわざわざ当店にお越しになる

お客様もチラホラいらっしゃいます。

日本のキユーピーマヨネーズの話題って外国のまとめサイトでも

度々話題になるトピックスよね。

 

こちら↓↓↓キユーピーマヨネーズ製造過程のビデオもとても参考になりました!

製造工程紹介|キユーピー

 

ということでっ!

そういえば、最近、

キユーピーの日本のマヨネーズ食べてなかったよなぁ~と感じられた方!

改めて食べてみると、

やっぱりこれだよ、コレ、コレッ!!

と、心躍ること間違いなしよ! 

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今日のオーダー分から値上げしますのでよろしくっ!とメール一本のみで連絡してくるセールスパーソンに思うこと

昨日の夜、卸さんの1つにオーダーをメールで送った。

先方の終業時間は既に過ぎていた時間帯。

そちらの卸さん、朝一でオーダーを流しても

当日配達して下さるので、非常にありがたく大変重宝している。

さて。

昨夜流しておいたオーダー商品に対し、今朝、先方のセールスパーソンから

ある商品の値上げの連絡がメールで入った。

商品の値上げ自体は、どこの会社でもあるし、当店だって値上げする。

香港では、このご時世、毎日のようにあってもおかしくはない。

さて、その値上げ。

顧客やクライアントに伝える役目は誰が担い、どういう形が望ましいのか。

 

今回のケースをあげてみようと思う。

 

今回ご連絡下さったのは、一度もお会いしたことがない営業さん。

どうやらそのお方、弊店の担当らしい。

多分、日本の方なのよね。お名前も日本のお名前だし、

メールでのやり取りも日本語で可能なようだし。

でもね、外国育ちなのかしら?

もしくはワタクシ以上に日本で働いた経験がない方かしら?

と、節々に感じる部分がないわけでもないインターナショナルなお方。

イヤ、わからないですよ、その経歴は、勝手な想像ですけどね。

それはともかく。

 

その営業さんから届いた内容。

4月4日受注分から値上げしますので、

そこんとこヨロシクっ!

という、メール。

もちろん文面はこれほどカジュアルではないけれど内容はこれよね。

文末に

「メールにて恐縮ですが、取り急ぎ、価格改定のお知らせまで」

という丁寧な一文が添えられている。

なるほど。

メールでの連絡のみでは恐縮だと思っているらしい。

思っているなら、その恐縮さが軽減される方法を取ればいいのにね。

 

 

さてさて。

はてっ?昨夜4月3日に流しておいたオーダー分に適用されるのかしら?

と、確認のメールを入れてみた。

 

 

はい、その通りっ!

今回配達分も新価格適用でヨロシクっ!

 というお返事がメールで返ってきた。

 

なるほど、なるほど、ここ香港だからね。

そんな事もあるよね。

 

 

 

 

昭和生まれの営業経験者がこうしたお知らせを受けた場合には

頭から湯気を出しつつ、すぐさま電話で

「ちょっと、あんた、それ、

営業マンとしてどうなのよっ??

だいたいね、営業マンはただ自社の方針を顧客に

『はい、これでよろしく、決定ですからっ!』

と伝えるより前に、そのやり方が理不尽だと感じたら

インターナルで経営陣とやり合うくらな心持でないと

イカンだろっ!

値上げするなら値上げするで次回のオーダーからとか、

もう少し真っ当な方法があるだろう!

外国での商売とはいえ、

日本食品を扱い日本人担当者として

日本人の自分が雇われたのなら

時には日本の慣習を会社に教え込むくらいの

それくらいの気持ちを持って仕事しなさいよ!

そんな仕事の仕方で異国の地で日本人面するなっ!!

だいたいね、

オーダー済みの商品を値上げするっていうのなら

そういう連絡は電話で申し訳なさそうに

伝えてくるのが筋ってもんだろうっ!!」

と、そんな昭和臭がプンプン、プンプンしそうな事を

グテグテグテグテ、電話口で語りそうになりそうだけど、

昭和生まれの社会人の皆さまっ!!

そんな事言ったら、直ぐブラックリストのトップに名を連ねる事間違いなしよっ!

ポスト団塊世代の皆さまであれば

「あっ、出たよ、出たよ、時代遅れの老害がっ!」と

心の中であきれつつも、昭和色をわかってくれるかもしれませんが

どうだろう、ゆとり世代、さとり世代の皆さまにおかれましては

「何だろう、この宇宙人的な何か。これが噂の更年期か?」

くらいにしか感じ取ってもらえなさそうだし、

もうね、そういう時代は終わったのよ、終わったのっ!!

ネット内に飛び交う情報によると、昨今の日本では

電話が怖いんですって。

ほっ?と思ったけど、ああ、そうか、生まれた時からネットがあった人々なのね。

突然、電話をするのはマナー違反ととらえる人もいるんですって。

ああなるほどね。わからんでもない。でも内容によるんじゃないの?と思うけど。

まずはメッセージで「電話してもいいですかっ?」と了承を得るのが

マナーだと認識してる人々も存在するんですって。

へぇ~、そうだったのっ?はぁ~、これは知らなかったよ。

 

時代はね、変わったのよ、たぶん。

 

仕事をするにはメールでも電話でも、それぞれに合った役割があると思うし

その時や内容に応じてより良い方法を取ればいいと思うけど、

まぁ、今回のように

今日のオーダー分から値上げしますんでそこんとこヨロシク!

と、会った事もないセースルパーソンからメール一本で連絡を受けたら

気持ちよくはない。

きっとこれ、面識が会って単なるオーダー取りの役割を超え

普段からやり取りを密にしていたら、素直に

「まぁ~、香港だし、お互いしょーがないですよねっ!」で

軽く流せることなのよね、たぶん。

 

値上げは悪い事ではないし、健全なこと。

特に日本では値上げが悪のように捉えられることもあるようで

たまに日本に帰ると物価の安さや飲食店の安さに驚き

「なるほど、これじゃいつまでたっても給料あげられないよね」と

心配になることもあるくらい。だから日本においては

せめてもう少し健全な物価であって欲しいと願うのだけど

では、ここで本日のお題に戻って。

値上げのタイミングというその時。

顧客やクライアントに伝える役目は誰が担い、どういう形が望ましいのか。

毎日仕事をしていると、値上げやクレーム、良いこと悪い事、色々あります。

だからこそ、顧客との関係を円滑にする為に各企業は膨大な経費をかけて

単なるオーダー取りではない営業職という人を雇用しているのだと、

そう思うわけですね。

 

そうはいっても、ここは香港。

今回、卸さんから「今日から値上げヨロシクっ!」の連絡をいただけたのは

まだ良しとするべきで、何も言わずに、

いつの間にかシレェ~と当たり前のように料金が上ってるってことも

フツーにあるのが香港でございますからね。

これから香港でビジネスをされる方、

「ここは香港、ここは香港」

そんな呪文を口癖になるくらい体にしみこませてみるとですね

どんなことがあろうとも、ある程度ドーンとしておれますので

是非今日から「ここは香港、ここは香港」を唱えてみて下さいね!

 

 

gakumado.mynavi.jp

 

style.nikkei.com

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命の話:命というのは本当にはかないものだと感じた出来事

命の話。

ちょっと重いかな。

 

愛しの西邨街市の街市仲間の1人が突然亡くなり

改めて「命」というものを考えた日々でした。

 

周辺近所の中で一番堅実安定したお店だったと思うし

長いことこの地区の人々に愛されていたお店。

威勢のいい人々が比較的多いこの地区では珍しく

穏やかな方で、声を荒げている姿なんて見たことがなかった。

毎日毎日当たり前のように可愛らしいワンちゃんを連れてお散歩して、

その姿を見かけるのが街市仲間の日常だった。享年52。

 

「命」「死」

普段生活している中では「ちょっと重いかな」と感じそうなこと。

自分自身はこれまで周囲の同世代の人々に比べて比較的多く

接する部分があったように思うし、その度に「命」というものと

向き合ってきたように思うけど、改めて

「命というのは本当にはかないものだ」と色々考えさせられた。

 

生まれてきたからには人はいつか死ぬ。

 

それはそう、例外なくその通り。

そうではあるのだけれど日本の日常生活の中では忘れがち。

「死」に対する心構えというのは、何というのだろう、

ここ香港ではみな比較的覚悟ができているというか、

香港の人々というのは冷静に淡々と受け入れる

そう感じる部分がこれまでも何度もあって、

最期を迎える人も、残される人々も、きっと

もちろん第三者には見えない複雑な気持ちはあるはずなんだけど

「死」というものを静かに冷静に受け入れているようにみえる人々は

普段の、どちらかというとおちゃらけた勢いばかりの香港の人々の

振る舞いとはすごく対照的なような気がして、

とても不思議な感覚になる。

 

日本人の感覚で見た場合に

「いくら家族といってもべったりし過ぎ」

時にはある種の嫌悪感を覚えるくらい妙に感じることもある

家族同士、仲間同士の付き合いが密接な香港の人々だけど

命というのはある日突然終わることがあるのだというのを

きっと本質的な部分で知っているのかもしれないと、そう思う。

 

hongkongjapan.hatenablog.com

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東京電力福島第1原発事故から7年:「福島県産ヒラメ、タイへ出荷」のニュースとその続報

先日、お伝えしたこちらの記事。

東京電力福島第1原発事故から7年、福島県産ヒラメ、タイへ出荷のニュース。

hongkongjapan.hatenablog.com

日本のメディアと海外のメディアの伝え方の間、

輸出側の気持ちと受け入れ側消費者の気持ちの間には

少し温度差がありそうだということを書きました。

 

そして、福島第1原発事故以降、福島産水産物の初輸出となった

今回のバンコクでの福島フェアとその続報。

河北新聞(2018年3月13日):福島産ヒラメ、バンコクでのフェア中止

福島知事「思いを1つにしてやっと輸出にこぎ着けたのに……」

www.kahoku.co.jp

 

西日本新聞(2018年3月13日):

タイ政府「安全」公表も……福島の鮮魚フェア中止

消費者団体「懸念」の声押され

www.nishinippon.co.jp

 

岩手新聞(3月12日):タイで福島産ヒラメのフェア中止

原発事故後の初輸出、懸念され

www.iwate-np.co.jp

 

出荷側サイドの悔しい気持ちも

受け入れ側消費者サイドの「うん、ちょっと、ねぇ~」という気持ちも

よくわかる。

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