クントンエリアの変貌ぶりが凄まじく、
かつては香港を代表する工場、工業、倉庫エリアであった事なんて
ほとんど感じる事もなくなった。
その一方で、昔からの工業ビルも残りつつ、超ローカル系の食事なども
楽しめるエリアで、中々興味深い地区であることには変わりはない。
そんな、クントン。
今、クントン全体が日本のお菓子やおつまみ系スナックで溢れかえり、
まぁ、その商品の充実さとお安さといったら、海を渡ってわざわざ買いに行く
価値があるくらいの充実ぷっり。
お菓子類の販売価格なんて、我が家の仕入れ価格よりもお安くて
まぁ、うらやましい限りではありますが、商品が山積みされ
たたき売り状態のような形で売られているのを見かけるたびに
「商品そのもののブランド価値というのは、なるほど、こうして下がってゆくのだな」
と、負け惜しみでも、嫌味でもなく、ただただ純粋に思うことがあり
その過程を興味深く観察し、拝見している。
いえいえいえいえ、ブランド価値が下がるどころか、生産者側としては
どんなに安くてもいいから、今は多くの人に食べてもらいたい
数多く売ってくれれば、それが一番!!
という、そういう戦略であるかもしれないし。
いずれにしても、日本食関連は今、クントンがとても熱い!
そんな感じでゴザイマス。
熱しやすくて冷めやすい、
新し物好きだけど、
ホントのところは超保守的
という方々が多い香港で、
長く、長く、長ぁ~く、残ってゆくというのは
中々、簡単ではこざいませぬ。