Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

ボーナス現物支給に於ける、支給する側とされる側の温度差。

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ボーナス出ましたか、ボーナス。

そういえば日本って、ボーナス、年に何度か出るのね。

今は何故だか香港の漁村で小売店しているこんなワタクシだって

かつては日本で社会人をしていたこともあるわけで

そういえば、そうだったかなぁ~、年に何度かもらっていたのかなぁ~

ワタクシ、当時ボーナスって何につかっていたんだろうと

遥か彼方遠い昔の事を思い出してみているわけですね。

 

 

ボーナスかぁ~、いいわねぇ~。

 

 

今のワタクシ、ボーナスどころか、

明日の仕入れをどうしようと、うんうんうんうん唸る毎日で

ボーナスどころの騒ぎではございません。

 

 

 

 

 

 

唐突ですが、最近ね、ふと、考えるわけですよ。

ボーナス現物支給に於ける、

支給する側とされる側の温度差。

 

 

 

現物支給が法的に合法か否か、「現物」とは何か、

現物支給なんかしたら株価に影響するだろがっ!

云々、小難しい事には、ここでは触れず。

大手企業も別ね、ここでは中小のお話し。

 

 

 

毎日、お店の中にいますとね、考えるよね、

ここでの生活が収入の全てであったとするならば、

それは、もう、必死よね、何に必死って

「今、この手元にある商品、在庫をどのようにして現金化するか」

その事が全てであるわけですよ。手元にある商品どころか、

自宅で山のようになってる新聞購入時におまけでついてくる

ポケットティシューだって、視界に入ると

「このティシューを現金化するにはどういう方法が効率的か」

とか、もうね、そんな事ばかり頭の中でシミュレーションしてしまう

わけですね。おまけのティシューを見てもそれだもの

お店の中にある商品は「現金」にしか見えない、といったら大げさだけど

「お金」を商品に換えて仕入れをして、その「物」を必要としている人に

その商品を「お金」で買ってもらって再現金化するわけで、

商品は資産そのものなわけですね、

まぁ、今更さら何をっ!って感じがしないわけでもないですが。

 

 

 

 

そこで、ボーナスですよ。

現物支給のお話しですよ。

ボーナスを支給する側というのは、在庫とか商品とかを眺める度に

「この在庫、2000万円分くらいかなぁ~、ボーナス33人分くらいにはなるなぁ」

と考える事もあるだろうけど、ボーナス支給される側はといえば、

経理、会計部署は別として、多くの方の場合、

「在庫は在庫、商品は商品、これが資産というのはわかるけど、

ボーナスをこれでもらうなんてありえないっ!!」と、

そういう思いでありましょうから、

当然、そこには温度差が生まれてくるわけでございましょう。

 

 

 

 

ワタクシ、ボーナスを現金で頂くの大好きでゴザイマスので

「現物支給、致し方なし」という事にピッタリ寄り添うわけではありませんが、

最近ね、思うのよね、もしかしたら、もしかしたらですよ、

「ちょっとぉ~、ホント、現物支給とか、勘弁してくださいよっ!」

と、支給される側が強く強く思うほど、支給する側というのは

特別な事ととらえていないのかもしれないと。

そう言ったらちょっと違うか、何と表現したいいだろう、

どちらかというと

「えっ?駄目なの?えっ?何で、何で?

現物でもいいじゃん、しゃーないじゃんっ!現金、無いんだからさっ」

という、決して投げやりではないのだけれど、

ボーナスは出したい、でも現金はない、現物でいこうっ!

という、彼らの中では、ある種、自然な流れの一環であって、

支給される側が「ぎゃっ、止めてっ!」と強く思うほど、

特別、ネガティブな事とは思っていないのではないかと、

そう思うわけです。少し分かり辛いですかね。

 

 

 

 

言い換えれば、支給する側としては

「今は一時的に『商品』という物に姿を変えているけれど

でも、ホラ、元はお金だし、君だってこの『商品』を自分が入手するには

『お金』を払う必要があるよね。ってか、この商品、自力で売ったら

『現金化』だってできちゃう!このボーナスを自分で使うも、

売るのも自由だなんて、そりゃ「現金」は現金で

色々使い道があって便利だけど、現物だって世間が言うほど

悪くいないと思いませんかっ?」

って、そんな感じ?

「現金も商品も資産なわけだし、

不良在庫になっっちゃて短期間での現金化は難しいし、

そうこうしているうちに、ボーナス時期になっちゃったし、

だからって、簡単にボーナス無しってわけにはいかないし。

取りあえずさ、この商品、皆に分けるから

どうか、ゆっくり自力で現金化してくださいましねっ!!」

という、現金なくて苦しいは苦しい、

でも、どうにか、少しだけでもなんとかしてあげたい。

そんな気持ちでしかないんじゃなかろうか、

そんな事を考えてみるわけです。

でも、時々悪いヤツもいるだろうからな、そりゃ、ワカラン。

 

 

 

 

ボーナスの現物支給は反対だっ!

はい、ワタクシも正直、嫌でゴザイマス。現金バンザイ!

でも、そのボーナスを現金でもらう為には、ボーナス時期までに

全社員が血眼になって髪振り乱してでも商品を売って現金化しなければ、

支給側だって、現金で大盤振る舞いしたくても、肝心のその現金がないわけで、

ねぇ~。中々、難しいわけでございますよね。

 

 

 

って、ことで、夏のボーナス、ウハウハだった人も、そうでなかった人も、

「ボーナスの支給は現金でっ!」と願う人は

次のボーナス時期に向かって今日からチマナコになって

髪を振り乱し、会社にある在庫を売りさばき、現金化に励むべし。

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