お店の開店から早半年が過ぎ、周辺にお住まいの香港ヤンが
どういった品物を欲しているのか、どういった商品であれば心配する事なく
売れてゆくのかそうした事も何となく見えて来て、
でも、もちろんそれだけでは「新鮮味」もなく、いつ来ても代り映えの無い
品揃えだけでは、自然とお客様の足も遠のき店舗運営もままならないわけで、
少しづつではありますが、若干、商品も入れ替える。
基本、そうではあるのですが、開店当初から、仕入れしたいな、
仕入れしたいなと思いつつも、半年たった今でもまだ仕入れ出来ていない
商品がいくつかあって、その1つが辛子。
そう「和からし」ですね。
何も特別な商品を入れようというわけではなく、
ゴクゴク普通のチューブの和からし。
S&Bの和からしとか
ハウス食品とか
HACHIとか
カレー用などスパイス各種|ハチ食品(Hachi)の容器入りスパイス
あと、どこのメーカーさんが作ってるんでしたっけ、和からし?
どこのメーカーさんでも良いのですが、ごくごく普通のチューブ入りの
からしをチューブわさびのお隣に置きたいのに、なかなか、それが難しい。
そもそも、これだけ「わさび」が香港で愛される中、何故か「和からし」の
その存在は、もう、それはそれは残念なくらいで
「わさび」と「からし」どうしてそこまで差がついたのでしょうか。
「和からし」って、西洋系マスタードと全く異なる風味だし、
第一、香港で普通に食される料理、特に「潮州打冷卤水」系料理とか
焼味はもちろん「炆」系(煮込み料理)の料理にも
我らが「和からし」がとても合うだろうと思うのだけど、
残念かな「和からし」の存在そのものが知られていない。
「潮州打冷卤水」系料理のイメージ検索結果はこちら→潮州打冷卤水
「炆」系料理のイメージ検索結果はこちら→炆
「焼味」系料理のイメージ検索結果はこちら→焼味
「和からし」の香港での立ち位置、そうした状況にあり、
お店においておけば自然と売れる「わさび」とは異なり、
香港の田舎の小島の漁業町の3坪程度の店舗で「和からし」を
1箱どぉ~んと仕入れる勇気があるかと言ったら無理無理無理無理。
そもそも、今のところ需要が感じられないのか業務用の「和からし」は卸してても、
家庭用の「和からし」自体を扱っている香港の卸さんってのも極端に少なく、
はぁ~、何たる機会損失。
香港にも、あるにはあるんですよ「和からし」らしきもの。
特に「潮州料理」や「焼味店舗」では必ず置いているのだけれども、でもね、
似て非なるものなのよ。「和からし」メーカーさんが本気出して香港および
中国圏でプロモーションかければ、すぐにとは言わないけど、ワサビと同様
中華圏の方々にとってなくてはならない存在になれると、そう思うのよ。
何故かって?
合いますもん、単純に、中華料理と和からし。
って事で、
日本全国の「和からし」メーカーさん!!
ちょっと気合をいれて「和からし」プロモーション、
香港と中国でやりましょうぞっ!!