Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

香港ヤンの舌打ち、ビビるに及ばず。

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「日本のたまごはありますか?」

「おいしい牛乳はありますか?」

「コンデンスミルクはありますか?」

「お好み焼きの粉はありますか?」

ごめんなさいね、今のところまだ、無いよの。

 

 

 

「餃子の皮はありますか、生のやつね、生のやつっ!」

「黒胡椒はありますか?」

「ローズマリーはありますか?」

「パスタペストはありますか?」

その質問をしたくなる気持ち、ワタクシ、十分にわかります。

異国人が多く暮らす島の割には、西洋系の品も案外少ないからね、この地区。

でも、ゴメン、我が家にはおいてないのよ。

だけどね、仕入れも考えておくわ。

この辺りまでの質問はね、いいのよ、ホント、こちらの勉強にもなるし。

 

 

 

香港ヤンの恐ろしいところは

「我が家で使ってる胡麻油ありますか?」

系の質問を当然のようにしてくるとこね。

時々あるのよ、このままの質問。

イヤ、ワタクシ、知らぬよ、ホント、お宅の胡麻油のブランド。

初めはビックリしたわ。

最近では

「写真はある?」とか

「日清の胡麻油?」とか

「九鬼かしら?鬼の字書いてあった?」とか

大人の返答もできるようになりました。

 

 

 

先日は「陳皮ありますか?」という質問があってですね、

「陳皮は、ないわねぇ~」とお答えしたら、舌打ちされましたけどね。

この、香港ヤンの「舌打ち」ね、

香港に住み始めた頃、この「舌打ち」の嵐に傷つくヤップンヤンも多いわよね。

 

 

 

こうした無茶ぶり系の質問をしてくる方というのは

「ごめんなさいね、うちには無いわ」とお答えすると

だいたいの場合

「ったくぅ~、使えないヤツだわ~、こいつっ!!」

ってな感じを体全体で表して立ち去って行かれるわけでありますが、

こちらが気にする程には、実は当のご本人、その言動には

深い意味をあまり持ち合わせていないというのも、

これまた香港ヤンでございまして、

「香港ヤンの舌打ち、ビビるに及ばず」

そんな気持ちをガツンと持って過ごしていただくと

何かとストレスの溜まりやすい香港生活も少し気楽になるかと思います。

 

 

 

こした強者香港ヤンに振り回されつつ、いちいちビビらなくなったワタクシも

それなりに日々成長しているのではないかと思うのですが、でもね、

無茶ぶり西邨の皆さんの、ドエライ質問やリクエストにも「あるよっ!」

と、答える事ができたなら、それはそれで面白そう。

ドラマ「HERO」に出てくるBARのように、何でもできちゃうの。

新しい年は、その辺りを目指してみようと思うのよ。

 

 

 

さて、さて。

本日、1月27日、穏やかな大晦日を迎えた香港。

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くる年、香港にとって平和で穏やかな年となりますように。

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