先日もちょこっと触れましたがお鍋の季節がやってきましたよ!
今季、新入荷となったのはこちらっ!
マルサンの「ほんのり生姜香る豆乳鍋」と「焙煎ねりごまごまみそ鍋」
写真左側のエバラのプチッと鍋シリーズからは
去年、我が家でお世話になった「おでん」味は
商品淘汰されたという事で今年は「寄せ鍋」
「おでん」というのは香港では「関東煮」という名ですっかりお馴染みで
「ほらっ、セブンイレブンでも売ってるじゃん、
関東煮、それがこれでできるのよっ!!」
ってな一言で、結構、地元香港ヤンにお勧めしやすいお味だったのだけれど、
寄せ鍋ってね、滋味深く美味しいのよね、我々日本人にとっては。
香港ヤンも好きなのよ、好きなのだけれど、イザ説明しようとすると
今一つ説明しにくいというか、なんというか。
おっ、そういえばプチッと鍋で思い出したけど、
リニューアルでシレっと味を変えたプチッと鍋鶏白湯よね。
キリっと利いてるあの生姜が、巷にあふれる他ブランドの鶏白湯と
一線を画していたのだけれど
風の噂によると、あのピリッと生姜が日本の方々のお口には
合わなかったんですって??
で、ショウガ味を控えたんですって??
ああ、なんたることかっ!
あのピリッと生姜が気になる人は
世の中には普通の鶏白湯が溢れているのだから
他所のブランド買っときなさいよっ!って話よね。
エバラさんっ!
エバラさぁ~ん!!
この声、聞こえますかねっ?
何だか、ワタクシ、気がつくとここでいっつも
エバラさんに文句言っているような気がするけど
これ、愛情の裏返しどころか、
愛情をストレートにぶつけているつもりですけどね。
エバラのクレーマーリストにここのURL載ってそうな気さえするわ。
まぁ、いいわ。
今日はエバラさんのお話じゃなく、マルサンのお話なのよ。
まったく、エバラの商品って私たちが子供の頃から、
当たり前のように近くにあって、あるのがホント、イヤ当然でしょ!
みたいな感じで普通に家庭に入り込んでいるから、何と言いますか、
ついついね。
マルサンの「豆乳鍋」と「ごまみそ鍋」
はい。
改めまして、今季新入荷となったマルサンの「豆乳鍋」と「ごまみそ鍋」
マルサンという会社名を聞いて、さて、他の商品は何だったかな?
と考えてみましたが、はて?
なかなか思い浮かばず調べてみると
ああ、なるほど、なるほど、この豆乳の会社っ!!
大豆商品、お味噌の会社なのですね。
香港は本当に火鍋天国で
大きな声では言えませんが、基本的に
お世辞にも料理が得意とは言ってはイカンでしょ、
君たちはっ!!
という土地柄なので、年がら年中、火鍋よね。
地元香港からは「李錦記」をはじめ各社からも「火鍋」スープの素シリーズが
それはそれは沢山出ていてHK$5くらいからあるのだけれど
一方で、日本からの商品、ダイショーやマルサンのストレートタイプ
HK$20-HK$37くらいの商品も香港の街中には所狭しと並んでいますね。
マルサンのHPを拝見すると↓↓↓
鍋スープシリーズはいろいろなお味の商品があるようですが、
大豆とお味噌の会社という事で、まずは豆乳鍋とごまみそ鍋。
メーカー問わず豆乳鍋のストレートタイプは、香港では全体的に
一昨年あがりからずっと人気が続いている商品のように思うけど
ワタクシ自身はまだ食べたことがなく、今回初めて頂いてみましたが
はっ!!
はぁ~!!
なるほど、なるほどっ!!
これはね、湯葉製品が豊富な香港ではピッタリハマるお味だわ。
それでいて、地元系メーカーからの火鍋シリーズでは
あまりみかけないお味だし、豆乳自体は「豆漿」と呼ばれる飲物を
子どもから大人まで日常的に飲む習慣のある土地だから
このお味自体が香港ヤンの習慣と味覚にピタリとハマったわけですね。
納得、なっとく。
少し話がずれるけど、香港の火鍋の食材として湯葉類の商品も多くて
腐竹、腐皮、乾枝竹、扁竹、豆腐に響鈴などなど、まだまだたくさん。
大豆製品、湯葉製品はこちらのページ↓↓↓が写真があるからわかりやすいかな。
老味道:精製腐皮 豆香飄 | 蘋果日報 | 果籽 | 飲食 | 20140504
そして今回のもう1つの味、右から2番目の「焙煎ねりごまごまみそ鍋」
こちらのお味をいただいて、今回新しい発見だったのが
「鍋にもやし」という組み合わせ。
商品の裏に材料例が記載されているですが、
豚肉、豆腐、ネギ、えのき、春雨
といった鍋常連選手と一緒に「もやし」の文字。
初めて見た時、正直
「はっ?鍋にもやし???」
と思ったけれど、やってみたら、これ、
「ごまみそ味にもやし」ってバッチリはまる。
流石、メーカーさんの奨励食材。
キャベツやチンゲン菜、
豚ひき肉やニンジンも合うんですって!!
豚ひき肉っていうのも新しい感覚。
味噌ラーメンと同じかんじよね、きっと。
お味自体は、どうだろう、豆板醤の隠し味が食欲をそそるお味で
これから寒くなるにつれ、ますます美味しく頂けそう。
日本のご家庭にはお味噌はあるだろうから豆板醤があるお家なら
もしかしたら近いものが再現できそう的なお味かな。
でも、ここは香港。
各御家庭にお味噌があるとは限らない上に、
香港ヤンの胡麻好きと言ったら「芝麻糊」という甘味まで作って
楽しむくらいの胡麻ラバーな方々なので
「胡麻」と最近流行りの「味噌」というキーワードが
香港ヤンの琴線に触れるかも。
そんなこんなで、香港で大流行りの蒸気火鍋もいいけれど
たまにはお家でまったりお鍋もいいものです。
お鍋の季節はまだまだこれから!
皆様も楽しく愉快な火鍋生活を是非に!