Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

蒟蒻粉:こんにゃく粉を求める香港ヤンを見て思う事。

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こんにゃく粉。

今年の夏くらいからかしら、香港のお客様から声を聞き始めたの。

気になって少し調べてみると、今、日本でも若干追い風吹いている最中ですか?

物凄い数の「こんにゃく粉」の小売商品があるのですね。

でもその商品、大体の場合「こんにゃく粉」や

「こんにゃく精粉」という呼び方をされているのですね。

こんにゃく粉は、今、まさに中国、台湾、香港でひそかなブームの様子。

実際には2007年頃にも流行ったようなので、セカンドウェーブなのかしら。

いずれにしても折角のブームですので、その商品の表記、シンプルに

「蒟蒻粉」

と記載してみたら、あっという間に中華圏制覇できるかもしれません。

ワタクシたちの強み「漢字」という共通知識を利用しない手はありません。

是非、早速、パッケージデザインのご検討を!!

 

 (注釈:こんにゃくは少し前まで「魔芋」と表記されることも多く

今もその名残はありますが、最近はどちらかというと「蒟蒻」という名前が

表記、口語とも多くなってきて現在では「蒟蒻」というのは普通に通じます。)

 

ヨーロッパではパスタ代わりに白滝を食べるというのが

だいぶ前から一部の方の間で日常となり、

ヨーロッパに白滝を輸出している方々は

白滝御殿を建てていらっしゃるらしいじゃありませんか。

白滝ブームに乗り遅れた方々は、今度こそ

是非とも蒟蒻粉を中華圏に輸出し、

コンニャク御殿を目指す時ですよ!

 

 

蒟蒻粉:こんにゃく粉を求める香港ヤンを見て思う事

こんにゃく粉を香港でバズらせているのは誰だい?

今年の夏位からかしら?

 コンニャク粉はある?一体どこで買えるの?どうしたらいいの?

 「ここで買えなかったら私は一体、何処に行けばいいの?」

と、今にも泣きそうに悲壮感たっぷりで

如何にも無くてはならない風にやって来る香港ヤンが

チョコチョコいらっしゃいますけど

「本当にその成分が必要ならコンニャク粉を買った方がいいかもしれないけど、

ただ単にゼリーをつくりたいんならゼライスでいいんじゃない?

それとも健康の為にコンニャクを食べたいの?」と、

海のように心の広いワタクシは逐次説明してみますけどね。

 

香港ヤンよっ!

インスタントラーメンだって外食して食べるあなたがたが

本当に、本当に悲壮感山盛りでコンニャク粉を必要としているかは

うぅ~ん、どうかしらね。

ちょっと怪しいものだとおもうのよ。

仮に我が家で買えたとしても

そのコンニャク粉、多分、一生に一度くらいしか使わないと思うわよ。

 

確かにね、こんにゃくは優良食材よ。

日本こんにゃく協会のサイト↓↓↓

日本こんにゃく協会:健康な体作り

 

香港でのこんにゃく事情というと

糸こんにゃくの、香港での存在感と言ったら、何と言いますか

「んっ?なんですか、ワタクシもともと香港市場に昔っからいますけど」

と、糸こんにゃくが言い出しそうなくらいに当たり前に存在していてる一方で

「糸こんにゃくと板コンニャクは親戚同士」という事を知っている香港ヤンは

あまりいないように思えるほど、残念なくらいに

板コンニャクはこれまであまり歓迎されていなかったけど

今年は光を浴び始めているわよね。

 

メディアやブログ記事に煽られやすいという体質は

日本も相当なものがあると思うけど、

なんのなんの、香港ヤンのそれも負けてはいない。

 

こんにゃく粉、コンニャク粉と蒟蒻粉を求めて香港中を駆け回るのもいいけれど

健康の為にというのなら、

ああ、香港ヤンよ、

素直にコンニャク食べときなさい、板コンニャク!

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