「ゆめぴりか」というお米、
皆さん、食べた事、ありますか?
噂には聞いていたけど、本当に噂通りこのモチモチ感は
これまでのお米とは全く異なる驚きのモチモチ。
このお米を炊いて初めて食べた時は、その炊きあがりの艶に驚き
おぉぉぉぉー!本当にモチモチだーと感激しながら頂きました。
我が家の炊飯ジャーは特別なものではなく、10年選手の安物で
しかも気を緩めると蓋がパコっと開いてしまうという壊れかけ。
そんなジャーでも美味しく炊きあがるのだもの
特別な高級炊飯器はもちろんのこと普通の炊飯器でも
それはそれは驚くほど艶やかに炊き上がるのではないかと思います。
そしてその翌日、
このゆめぴりかのお弁当を冷たいままいただき更に驚く。
このお米でオニギリ作ったら幸せなオニギリが出来そう!
そんな事を考えながら、一口一口噛みしめながら頂きました。
冷めても美味しー!!!!!
日本を離れて結構な月日が経っているせいか北海道と聞いた時
はてっ???
北海道のお米とな??
正直、そんな感じで北海道と美味しいお米というのが
なかなか結び付かなかったのですが、ワタクシが無知なだけで
北海道のお米って人気だったのですね!
そして、本日の主役、ゆめぴりか。
厳しい寒さの中、長い年月の試行錯誤を経て寒さを味方につける米作りをし
その寒さが育む甘みや粘りのある米を完成させたのですね。
ゆめぴりか開発ストーリーはこちら↓↓↓
ゆめぴりかは、なるほど、2017年、おにぎりに合うお米として
「つや姫」(山形)、「銀河のしずく」(岩手)とともに
この「ゆめぴりか」も選ばれていたんですね。
お米関連のお話では、この記事もとても興味深く読みました。
NIKKEI STYLE(2016年6月17日)
お米のおいしさ、銘柄半分、炊き方半分 プロ座談会
インタビュアーの
「同じブランドでも作る場所や農家で差が出るのですか」という問いに
千葉のコメ農家さんの
「品種と地域の相性もありますよ。例えば、最近、人気の『ゆめぴりか』は
北海道じゃないとうまく作れない。
以前、自分の田んぼで実験してみましたが、
ゆめぴりかを千葉で作ってもおいしくできませんでした。」
という回答が興味深かった。
やはり、ゆめぴりかは厳しい寒さの中だからこそ生まれる味だったのですね。
NIKKEI STYLE(2017年2月24日):
このコメを選べ!「お米マイスター」のおすすめ銘柄
こちらの記事では、コメの種類と特長が述べられているので
日本に住んでいらっしゃる方であれば
次回お米を購入する時には、こうした記事を参考にしつつ2KGくらいから
挑戦してみるのも楽しいかも。
20年ほど前の香港は、
日本のお米を買いたくても種類は相当限られていたし、
値段も驚くような値段だし、値段の割には美味しくないし
という状態だったけど、2017年となった今では
小売店に行けば種類も豊富にあり、
ネットで精米したての日本米を購入する事も可能となりました。
それと同時に、日本以外で生産しているジャポニカ米の質も
ぐんぐんぐんぐん良くなり、炊き立てであれば
普段使いにはまったく問題ないくらいの質まで迫っているように思います。
こうして外国勢ジャポニカ米も頑張っているのではありますが、
日本米との差が大きく出るのは、お弁当、おにぎりで
「冷めても美味しいお米」というのは、これは日本米には敵わない。
でも逆に、広東風蒸し魚には日本のお米よりも香港で一般的に食される、
あの独特の「もわっ」とする香のお米が合うのよね。
お弁当やおにぎりという形で食べるから
日本では冷めても美味しいお米を更に追求するのか、
冷めたら美味しいお米が作れなかったから
おにぎり文化が外国には生まれなかったのか
その辺りの事はわかりませんが
たかがお米、されどお米。
各国の食の在り方や、お米の特徴の違い、
主菜副菜とお米のお味の相性の良し悪しを考えながら食べるのも
時には楽しいものです。
モチモチ感たっぷりのご飯をお好みお方はこの「ゆめぴりか」
是非是非、試してみてくださいね!