Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

こんな商品あったらいいのに:サイズの小さい油揚げ

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先日の大晦日、年越しそばはきつね蕎麦にしました。

むかしむかし、その昔、ざっと四半世紀くらい前かしら?

「赤いきつね」というカップうどんを食べたことがありましてね。

まるちゃんの「赤いきつね」、皆さん、召し上がった事ありますか?

こちらの赤い方↓↓↓東洋水産(マルちゃん)赤いきつねの紹介ページ

www.maruchan.co.jp

この「赤いきつね」のお揚げを食べた時の衝撃が忘れられずに

もう一度、あの「赤いきつね」のお揚げを食べたいなと思いつつ

時代はすでに昭和から平成へ、そしてまもなく

平成から新しい元号になろうというほど時が流れたというのにワタクシの

「『赤いきつね』をもう一度」という

小さな小さな願いは叶う事のないまま今に至っております。

だから現在の「赤いきつね」の中に、かつて衝撃を受けたあの味が

今も続いているのかと聞かれると正直、ワタクシ、わからん。

わからんのではありますが、

赤いきつねを食べたことのある方にお聞きします。

甘いお味のあのお揚げ、時々食べたくなりますでしょ??ねっ?ねっ?

あの赤いきつねのお揚げが、王道のお揚げかと聞かれたら否。

否だと思うの。

否なんだけど、時々食べたくなるのよね、不思議だわ。

そんなゴチャゴチャ言ってないで、

小売店やってるんなら仕入れすりゃいいじゃんとお思いでございましょ?

それがそれが、だってだって、

卸さん、扱っていないんだもの~!

卸さんが扱っていないで思い出したけど、もう1つ

サッポロ一番塩ラーメンね、こちらサンヨー食品。

サッポロ一番に関してはいつかここでも書いたかな?

こちらも時々ムショーに食べたくなるお味のサッポロ一番塩ラーメン。

昨今、様々なインスタントラーメンが誕生しては消え誕生しては消えの

激しい競争を繰り広げていはいますが、今も昔も個人的にはこの

「サッポロ一番塩らーめん」がインスタントラーメンの完成形だと

思っております。

しかし、残念ながらこれもね、ないのよね、周辺の卸さんでの扱いが。

海外では全く見かけない商品ということでもないので、

きっと大手小売さんが直接仕入れていらっしゃるのかしらね、どうなんだろう。

サンヨー食品:サッポロ一番塩らーめん

www.sanyofoods.co.jp

 

東洋水産さぁ~ん、

サンヨー食品さぁ~ん、

「赤いきつね」と「サッポロ一番塩らーめん」

どちらも、超日本的な人々に受けそうなお味で

非ヤップンヤンに受ける味かと懐疑的なものをお持ちかもしれませんが

インスタントヌードルに限った話をするのなら

世界のローカルピーポーは超日本的なものに手を伸ばすくらいには

機は熟していると思います。

ここは1つ新たな展開、ローカル系ディストリビューターへGo!

まぁ、その話はよい。

油揚げのお話をするつもりが、

すっかりインスタントヌードルの話になってしまった。

今日のお話は油揚げでございましたね。

 サイズの小さい油揚げ

そんなこんなで、あの思い出の「赤いきつねのお揚げ」の味を目指し

グーグル先生にお尋ねしてみると、やはりいらっしゃいます。

「赤いきつねのお揚げ風レシピ」を研究していらっしゃる方々。

興味のある方は、ご自身で色々検索していただくとして

折角お揚げを煮るのなら、沢山煮たい。

一挙に沢山煮て、おかずに困った時には稲荷ずしにして

和の感じの出来る奥様を装いたい。

そんな思いもあるものですから、沢山煮るはいいものの、

これまでも稲荷ずしを作るたびに思っていたけど、

大きいのよね、サイズが。半分に切って袋にするけど

もったいないのよね、ダブル部分が。

日本で作っているのなら油揚げも沢山あるだろうし

お高いものでもないので半分切りの贅沢使いもいいけど

これ海外でのこととなると、いちいちその価格も気になり

一枚の油揚げで3個稲荷が出来たらいいのに

とダブル部分を見るにつけ、思うわけです。

 

ところで

香港には「豆腐泡」と呼ばれる油揚げと似た商品がありましてね、

こちら↓↓↓参考画像として「豆腐泡」の画像検索結果

豆腐泡イメージ

この豆腐泡も種類がたくさんあって

空心豆腐泡(中が詰まっていない)と呼ばれる豆腐泡の中に

長方形のものがあるんですね、それが1口、2口サイズの

お稲荷さんを作るのにちょうど良くて我が家では旅行に出かけるときには

この長方形型豆腐泡を煮てお稲荷さんにして持っていくことも多い。

 

油揚げは当店でも冷凍の油揚げを扱っていますが、

これ香港の人に良く売れるんですね。

火鍋に使うということで一回に3,4袋購入する方も少なくない。

実際、美味しいんですよね、広東風火鍋に日本の油揚げ。

それでも火鍋にするには1枚をそのままペラリと入れるわけにもいかず

切る手間がかかるわけで、もともとサイズの小さい日本のお揚げがあったら

香港ヤンも歓喜の予感。

 

お客様の中には稲荷ずし用の「味付けお揚げ」を求めていらっしゃる方も

少なくなくて、そうした方には油揚げを煮て作ったらいいよと

お伝えして皆さんに挑戦してもらっていますが、

よくよくお話を聞いてみると、お子様のお弁当用に稲荷ずしを

作ってるということらしい。

 

そんな風に、かつては「食」といえば人任せだった香港の方々も

今は「食」に対する姿勢も変わってきていますので

昔からそのままの姿で変わらない油揚げも、

多様化した消費者の食スタイルに合わせ、

様々な形があってもいいのかもと、

そんな事を思うわけですね。

 

と、いうことで、日本全国の油揚げ生産者の皆さま!

油揚げというのは我々海外での小売りとしては

ベジタリアンの方々にもお勧めできるし心強い商品の1つ。

日本国内での事情は分かりかねますが、

日本国外から油揚げ業界に吹く風は追い風ですよっ!

海外輸出可能な冷凍油揚げで、小さなサイズの油揚げ

商品開発、是非に!

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