香港って湿度が高いでゴザイマショ。
この湿度さえ解決出来たら、香港って最高の場所になるわよね。
香港の湿度、まさに憎っくき存在。
香港にお住まいになったことがない方には
ちょっと想像すら出来ないかもしれませんが、
香港の湿度って、ホントに高いのよ。
どれくらい高いかって?
春の日には湿度100%なんて日があるくらい。
湿度100%の世界というのは、ご存知かしら?
壁や天井から水滴が落ちてくる、そんな空間ね。
日本の梅雨も湿度が高いけど、
香港の湿度とはちょっと異なるかしらね。
さて、そんな湿度の高い香港での生活というのは
基本、体もしんどくて、気分も滅入りがち。
滅入りがちにはなるのですが、
シンドイ、シンドイ、ああ、シンドイな、シンドイな
と言ってばかりではつまらないので
このシンドイ気候を利用して何かガツガツ商売ができたら
ちょっとは気分も明るくなるかしら?と、考えてみましたよ。
湿度が重要、
湿度を利用した何かといえば
発酵製品か何かが良さそうね。
例えば
チーズの生産とか
納豆とか味噌の生産とか?
きのこ、椎茸類などがいいのかしら?
ちょっと専門的な事はわからないけど
湿気よ、来い~!
湿度よ上がれぇ~!
菌よ舞えぇ~!
カビよ沸けぇ~!
晴れの日が続き、湿度も落ち着き過ごしやすい季節の秋冬にも
そんな呪文を唱えたくなるほど
湿気が恋しく思えるような、そんな商売
そんなビジネスが香港にあったら
昨今、様々な理由で何となく息が詰まりがちになる
香港の若者もちょっとは明るくなれるかな?
と、そんな事を異国人のワタクシが思いを巡らせてみても
ここで1つ基本的問題があるのよね。
口から先に生まれた口太郎のような香港ヤン
そんな過酷な空間で働きたいと思う働き手は何処にもいない。
それよりも何よりも、香港ヤンに菌を扱わせたら
食べられる菌も食べられない菌も何だか一緒くたになっちゃって
黒カビだらけの怪しい何かをガツガツ生産。
「料理は科学だ」という事を「料理は化学だ」とはき違え
生まれてはいけない何かが生まれてきそうなそんな予感。
香港の湿度は発酵商品の何かに使えそうな気がしなくもないけど、
どうやらそこは触らぬ方が良さそうだと、そんなとこよね。