ウナギ、大好きなのよ、ワタクシも。
でもやっぱり気になる漁獲量の大幅減少。
と、いうことで、こちらの記事を興味深く拝見しました。
ねとらぼ(2018年2月4日)
結局“絶滅危惧種”ウナギは食べていいのか
水産庁と日本自然保護協会に聞いてみた
消費者が購入を控える事に意味があるか、それとも気にせずに購入した方がよいか
と、いう質問に対しての回答の一部を覗いてみると
水産庁:あまり意味がないでしょう。
(中略)水産物は持続的に利用してくことが重要なため、
原因が特定できていない状態で消費者が購入を控える必要はないでしょう。
日本自然保護協会:意味があると思います。
(中略)はっきりとした原因が分からない今は、予防原則にたって、
ウナギの保全を最優先で考える必要があります。
ウナギにかかわる業者の皆さんにはきついかもしれませんが
土用の丑だから食べるという程度なら、わざわざ食べるということは
しない方がよいとは思います。
なるほど、なるほど。
唸るほど美味しくしみじみ幸せ~と感じることが出来るウナギを
これからも変わらず食べていけるような状況を作り出すには
どうしたらいいんだろうね。
ウナギは海外でも普通に食されているのでしょうか、という質問
ところで、この記事の中で一か所になる点がありましてね、
ーウナギは海外でも普通に食されているのでしょうか
という質問に対しての両者の回答
水産庁:水産庁では詳しいデータを持ち合わせていません。
日本食ブームにより需要が増えているとは聞きます。
日本自然保護協会:中国やヨーロッパなどでウナギを食べる文化がありますが、
日本の丑の日ほど一般的なものではないようです。
およよっ??
およよよよよよよ???
ちょっと、まったぁ~ぁぁ~!
そりゃ、イカン。
プロがその認識じゃイカンでしょ。
香港ではウナギをガツガツ食べる。(正確にはガツガツ食べていた、かな)
ガッツガツどころじゃないわよね。
ウナギの高騰が凄まじく今では気軽に食することが出来るような食材では
なくなってしまいましたが、日本食レストランでのメニューでなくても
地元系定食にも普通に使われていたし
豆豉蒸しにしたり、火鍋の食材であったり、ローカルメニューも豊富。
ポルトガル色を大いに受け継ぐおとなり澳門(マカオ)では
ウナギの炭焼きメニューも定番だし、
広東地区では料理法もバラエティーに富んでいるし
どちらかというと、奪い合って食べるわよね。
骨だって揚げてつまみにするし。
最近、香港の街中ですっかり見かけなくなったのはただ単に
コストが超高騰しているからだろうけど、
好きは好きよね、皆さん、基本的に。
日本とは食しているウナギの種類とはたぶん異なって
こちら香港では大型のゴッツイ鰻が一般的。
スーパーでは活きの状態で扱っていることは少なくて
街市の淡水魚のお店で扱っていて活きウナギをその場で捌いてくれる。
一時、何年くらい前だったかしら
ウナギに有害物質が含まれているというニュースがあって、
その頃から、個別包装された日本の鰻蒲焼風商品が一挙に広まった
そんな流れだったかな。
日本風商品だけでもありとあらゆる商品があるし、それに加えて
地元系料理もあるしでウナギはこちら香港でも
高くて頻繁には食べれないにしろ感覚的には結構身近な食材。
プロの方々にとっては「今言っている絶滅種とは、それとはまた別のお話」
という捉え方かもしれないけれど「基礎がある」というのは
簡単に見積もってはいけないものという気がする、といいますか。
とにもかくにも、ウナギよね、ウナギ。
魚と同じく「ウナギのある食卓」って孫世代に残していきたいことの
1つだと思うのよね。
だって、美味しいじゃないっ、ウナギって!!
孫世代にも食べさせてあげたいじゃないっ!
アメリカ辺りじゃどうなのかしら。
アメリカやブラジル辺りのゴッツイ川に沢山いそうだし
(↑↑イヤ、知らないですよ、実際はどうか)
彼らあまり好んで食べそうにないし。
何か、こう、うまいこと、出来ないですかね。
結局“絶滅危惧種”ウナギは食べていいのか
水産庁と日本自然保護協会に聞いてみた
興味深い記事でしたので、よろしかったら皆さまも是非に!