本日のお題
2年間を振り返って:
香港の片隅の小島で初めて日本食品小売店を運営してみて、今、思うこと。
何だか、いつになく若干真面目モード入っていますかね、そのお題に。
いやいやいやいや、毎日毎日毎日毎日
騒がず目立たず、真面目にやっておりますが
祝っ!!
契約期間満了!!
おかげさまで期間満了を無事迎えることが出来ました。
いまや世界一の家賃をぶっちぎりで走り続けているこの香港で
契約期間終了を迎えることが出来るというのは、
なかなかこれ簡単に一言でこの気持ちを言い表すことは難しいですが
嬉しくもあり、ホッとした気分でもあり
取りあえず、
取りあえず、
取りあえず、
泳ぎたいでゴザイマスよ、ワタクシはっ!!
毎日何となくせわしく、結局、小売店運営中には泳ぐことが叶わなかった。
特に今年は、まだ5月半ば過ぎだというのに連日30度越えの夏日が
続いておりますのでね、まずは、グテグテヘロヘロになるまで泳ぎたい。
はい。
前置きが長くなってしまいましたが、あっという間の2年間。
知人友人がサクサクサクっと作ってくれた看板は台風で飛ばされ
ギリシア辺りで、きな臭い日本人風の方が
「いかにもニッポン」を強調しているお店のような
そんな雰囲気の漂う店構えになったりもしました↓↓↓
冬にはビュービュービュービュー北風に吹き付けられつつ
「風よ吹け~!もっと吹けぇ~!!」と
悪魔のような呪文を唱えたこともありました。
ビジネス面では
ひぇ~、これ、来月家賃払えるんだろうか。。。とか
仕入れが出来なかったらどうしよう。。。とか
初めの頃はそんな不安な事を思ったこともありました。
が、
地下鉄の開通、インターナショナルスクールの開校、
呑み助さんたちの「ちょっと料理作ってみようかな」という改心
さまざまな要素に恵まれ、いつの間にか、
比較的心穏やかに運営に集中できるようになりました。
さて肝心の、本日のお題。
「初めて日本食品小売店を運営してみて、今、思うこと」
それは、あまりにも多くあり過ぎて
簡単には書き記すことはできないので
後々、ボチボチと、新たな気づきや食に関する関心ごとなどと一緒に
このブログにゆるりゆるりとしたためていくつもりです。
そして、この先、どうなるのか、どうするのか。
Ap Lei Chau Estate Marketの小売店舗は一旦終了。
自分自身は引き続き、香港のF&B業界で日本食普及
海外での和食の大衆化という、そういう何か
そうしたものを基本に
更なる大衆路線で活動していきたいなと考えております。
西邨周辺の皆さま、
呑み助さんも呑み助さんでない方も、
ありがとうございました!
西邨周辺の方のみならず、海を渡り九龍から
国をまたぎ国境を飛び越え日本から中国からカナダから
さまざまな方にお立ち寄りいただきました。
こちらもまたまたありがとうございます!
最後に西邨周辺の方々の
「これから、困ったわねぇ~」リスト、書いておきましょうか。
Ming-san Kitchen (Ap Lei Chau Estate店舗)終了に伴い
これからどこで買ったらいいのさっ!とお声のかかった商品は
1.納豆
まず、ぶっちぎりで納豆。納豆、これからどこで買えばいいのよ~!
この声が一番多かったっ!
2.芋焼酎
芋焼酎のお話はいつか書いたかな。
芋焼酎って一般的には香港ヤンうけしないのですが
ときどき熱烈なファンがいらっしゃるのよね。
皆さま、紙パック1.8ℓがお好みの様子。
ビンは嫌なんですって、重いから。
その辺が日本酒ファンと芋焼酎ファンの大きな違いかしら。
3.生拉麺
こちらも皆さん、お困りのご様子。
そうなのよね、生拉麺を置いている小売店というのは
あまりないから、難しいかも。
4.横浜舶来亭
エバラさん、エバラさぁ~んっ!
エバラさぁ~んっ!!!!!
最後までエバラさんに呼びかけてるわよ、何でかしらね。
昨日、泣きそうになりながら
「これから先、あのカレーの粉どこで買ったらいいのよっ!
箱でオーダーするから、引き続き引き受けてくれないかしら??」
という方がいらっしゃったわよ!!
うちが閉まった後、この辺で一番近いとろは銅鑼湾のSOGOよね、
お値段はだいぶアップするけど、
でもSOGOにはあるから行ってみてねとお伝えしておきました。
桜えび、乾燥わかめ、油揚げ
チョーコーのかけポン、
ああ、あと、黒板コンニャク。
これから南区で小売店の展開を検討していらっしゃる方がいらっしゃいましたら
その辺りの商品の導入を是非に。
あと、忘れてならないのは日本酒と
意外なところでは冷たい白ワイン。
香港はなぜか街中を外れると
白ワインを冷やして準備している小売店というのは少なくて
大牌檔に持ち込みたいくらいの料金、
小売価格で高くてもHK$150くらいまでの冷たい白ワインというのは
ある一定の層に重宝がられますね。
と、いうことで、
「2年間を振り返って:
香港の片隅の小島で初めて日本食品小売店を運営してみて、今、思うこと」
それについては、また、後々。