初二。
昨日、2017年1月28日、新しい年を迎えた香港でありますが、
桃酒も黒ビールも早々売切れ、ワンカップも梅酒類の在庫も
何となく心もとない。
本日に至っては、プライベート用に購入していたお水までも売りに出す
というね、そんな感じになってきましたが、旧正月休みは、まだ前半。
仕入れコントロールというのは、本当に難しいものなのだと、
改めて感じる今日この頃。
旧正月にお声がかかる商品、かからない商品。
このお店が旧正月を迎えるのは初めてだから、時間は短縮しつつも
周辺の様子見に、お店を開けてみましたが、
想定内の酒類は別として、今のところ普段以上にお声があったのは
「お好み焼きの粉」と「たこ焼きの粉」
旧正月といえば、もともと蘿蔔糕(大根もち)や
年糕(New Year Cake:もち米の粉を蒸して作る中国式もち)など
を食べる習慣があるので、この時期は粉系を好む傾向?
それにしてもお好み焼きの粉はわかるけど、たこ焼きね、
皆さん、ご家庭にタコ焼き器、持ってるんですかね?
何で焼くのかしら?
タコだって気になるところよね。
周辺街市では時々タコは売られているものの、
一般人でタコを買ってる人というのはワタクシくらいなもので
あまり見かける事もないけれど、たこ焼きを作る時のタコは
皆さん何を使うんだろう? 個人的には、その辺りが気になるわ。
逆に今のところ、意外なほどにお声がかからないのは
「焼きのり」「刺身酱油」「わさび」といった
クリスマスの時期にはとても人気だった寿司、刺身、手巻き寿司関連。
沢庵まで足りなくなったから、この旧正月休みも寿司、刺身を食べる人も
多いだろうと思ったけど、今のところ、寂しい限りの不人気ぶり。
と、ここまで書いて、
はっ!
ああ、そうか、クリスマスの時期と異なり、
肝心要の「刺身」が買えなくなるのか、この時期は。
閉まっているお店も多いものね。
買えなくなるってことはないだろうけど、
卸自体が動いていないのは皆知っているから、生もの自体を
避ける傾向にあるものね。
考えてみれば、そりゃ、そうか。
なるほど、なるほど、なるほどね。