一昨日、季節外れの嵐が襲った香港ですが、嵐が過ぎ去った昨日は
スッキリ気持ちいいほどのお天気だったので、先日、新入荷となった
「果実酒の季節」を使って、梅酒作りをしてみたよ!
「Localization」と「Popularization」をテーマに掲げているのが
我々「Ming-san Kitchen」のプロジェクトですからね、
「果実酒の季節」以外は近所で簡単に入手できる材料を使って
香港での梅酒づくりに挑戦!
果実酒の季節を使って、梅酒作り
青梅は、近所の街市で購入。
先日も触れたように、香港のおばちゃんの中には毎年この時期には
梅酒を仕込むという方々も沢山いらっしゃって、そのやり方も皆それぞれ。
人によっては「まだ、時期がちょっと早いよ、清明節を過ぎた頃の梅の方が
甘く良い味に仕上がるよ」という方もいらっしゃれば
「大丈夫ダイジョーブ、もたもたしてたらいい梅はみんな他の人に取られちゃうよ!」
という、前のめりの方まで。
清明節を過ぎた頃の梅でまた別の梅酒を仕込むとして、昨日は取りあえず
じゃんっ!!
近所の街市でHK$25程購入。1.2kgくらいあったかな。
街市によって値段の幅があると思うけど今年は大体HK$10-HK$15/磅(lbs)くらい?
1㎏=約2.2磅(lbs)
日本ではゆっくり溶ける氷砂糖を使うのが一般的だけど、
White Rock Sugarはスーパーに行かなきゃないよ!と言われ、
お向かいさんでも購入できる冰糖を使用。
香港の梅酒づくり先輩おばちゃんによると、皆さんこの冰糖を使っているとことだし、
斜向かいの料理上手なお姉さんも「この冰糖がいいのよ、これがっ!」と
仰っていたので、郷に入っては郷に従え。
この冰糖ね、黄色いRock sugarなんですが、日本ではどうだろう、ワタクシはあまり
見た記憶はありませんが、香港ではどこでも購入できますね。お安いし。
容器は3ℓ。
果実酒の季節、イザ、投入!
とととととととと。
お客様にお見せする案内には青梅1㎏としたけど、今回、実質1.2kgくらい。
梅1.2kg、冰糖500gくらいと果実酒の季節1.8ℓで3ℓ容器、丁度ピッタリ。
こんな風にね、店頭に置いてみましたよ。
皆さん、興味津々。
男性のお客様「何、これ、この容器ごとでいくら?」とお尋ね。
イヤイヤイヤイヤ、ワタクシ売っているの、こっちの、「果実酒の季節ね」
この容器ごと売ったら、ワタクシ、逮捕、まったナシ。勘弁してチョーダイ。
西邨の方々、直ぐ飲みたい人ばかり。明るい呑み助の集まり。
「少なくとも3か月は待たないと云云(←デンデンじゃないよっ!)」説明してたら
「かっっ!!」って言われた、「かっっ!!」
「かっっ!!」じゃなくてさ、作りなさいよ、ツクリナサイッ!
こんな感じね。
日中、日のあたらない我が家はまだ涼しいから、もうしばらくは
店頭に置けるかな。
思いのほか、冰糖の溶けが早くて、どうだろう、日本の氷砂糖のように
うまく梅のお味を引き出せるかどうか、ちょっと、こればかりは時を待ちましょう。
作り方案内も、シンプルに作ってみましたよ。
香港は青梅だけじゃなくて、日本ではお高い果物類も信じられないほど
お安いから、今年は香港で果実酒づくり、皆さまも是非に!