魚が買えない……日本はどうなってしまうのだろう。南房総市の水産業界はどうなるの?
千葉県の最南端、南房総市の白浜町。
文字通り、千葉県の最南端。
海に囲まれた町なのに、仕事帰りに買い物ができる店が一軒しかないので海に囲まれてはいるものの、毎日魚まみれの食卓か、というと、そうでもない、という事を以前、投稿しました。
日本で生活を始めてはや2年半。
旅行で滞在しているだけでは深く見れていなかった日本の暮らしの細かな部分もだいぶ見えてきて最近は「白浜町での生活で『魚が買えない』なんていっていてはダメなんだ」とある種のショックを受けています。
都心部に出た時、時間があればスーパーなどに立ち寄り、鮮魚コーナーを覗くようにしているけれど鮮魚コーナーはとても小さく、種類も少なく、価格もお高く、(ごめんなさい、だけど)いつ入荷したお魚だろうと思わず考えてしまうような品であったりと、都市部での暮らしというのは本当に魚は贅沢品なのだということをつくづく感じて。皆さん、実際、どうしているのかしら……そうね、この現実、ショックという表現以外何と言い表したらいいのでしょうか……
日本の魚食生活とか水産業とか、魚を取り巻く環境というのは自分が想像していたよりも、きっと、もっともっと深刻なんだ、と、最近、そんなことを思ったりもしています。
人口が減り続けるなかで、おどやさん、この町で頑張ってくれているんだな……ありがとうございます。
海水温度の上昇で魚が獲れなくなったと仰る人も少なくないけれど、確かにそれもそうなのかも。でも、この2年水産業の端っこの方からそっと眺めてきた感想としては、それが主な理由でもなさそうな、そんな気がします。
そこで、AI姉さんに聞いてみました。
「日本での魚食生活。高いですよね。海水温度の上昇で魚が獲れなくなったという人がいますが、私はそれが主な理由ではない気がしています。水産業全体の在り方に問題があって、魚を獲る人が減っているのが主な原因ではないでしょうか?漁業従事者の方々が十分豊かな生活ができればまた魚食生活が身近になると思いますがどうでしょうか?」
答えてくれた内容はとても興味深いもだったのですが、漁業従事者の減少関連部分では
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漁業従事者の減少
- :1961年に約70万人いた漁業就業者は、2024年には約13万人にまで減少。
- Copilotとの対話より
円安や輸入依存関連では
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円安や輸入依存
- :日本の魚介類自給率は約4割。輸入価格の上昇が国内価格に直結しています。
- Copilotとの対話より
と、あります。なかなかこちらも衝撃的な数字。 皆さんも良かったら近くのAIさんに聞いてみて下さい。
漁業従事者や水産業従事者の皆さんが十分豊かな生活ができる社会、そんな社会になったらきっともっと日本全体で魚食生活が身近になると思うのだけれど、さて、どこからどのようにしたら良いのだろう。そういう活動している政治家さんって日本ではどなた??日本の事、何にも知らないんだな、自分……と、反省しきり。
そういえば、先日お会いした方が「高知のサラリーマン漁師」の取り組みのお話をされていたので関連ありそうな動画を貼っておきます。
一方、こちら、南房総市。
市のオフィシャルサイトで「水産の振興」を拝見すると、ほほぉぅ~、2年に1度程度の頻度での更新という力の入れっぷり。
もうね、良いの。
今の南房総市の市政に南房総の水産業をどうにかしないと!という動きはあまりなさそうだ……というのが、この2年半、ここで生活してきて感じてわかったこと。
皆さんっ!選挙は大事よ!!投票は大事よ!!!
それはそうと。
少し荒ぶれてみましたが、南房総市の漁業関連の記事では企画財政課の移住定住サイトに詳しい記事がありますので、こちらを貼っておこうと思います。
さてさて。
この先、どうするか、とウンウンうなり続ける日々はまだまだ続きそう。