今の超不健康な香港の家賃状況を作り出した張本人の御一人、
A&Fの旗艦店、当初予定の2020年を待たずに撤退だそうです。
アメリカさまは一体何をしたいのでしょうか。
当時、おへそ出して踊りに踊った香港ヤンも少しは反省しなさいっ!
と、11月20日頃、別窓で呟いたわけですが
関連ニュースはこちらですね。
日本語での関連ニュースはこちら。
香港ポスト:アバクロが中環の旗艦店を閉店
この報道から数日経ちましたが
この件では色々考えさせられる事が何かとあるのよね。
情報収集やコミュニケーション方法が英語に限られる人々は
香港で箱は作らない方がいいと思う。と、そう思うのよというお話し。
違約金HK$1億2,500万ほどザクッとお支払いになって
香港撤退を決めたA&Fね、
この件では色々考えさせられる事が何かとあるのよね。
まぁ、ここでは細々したことは置いといて。
結果として3年前倒しで出てゆくわけですが、彼らがキチットした
マーケティングをしてこなかったのかと言ったら、これだけの会社だもの
そんなはずもなく、それなりに市場見て計画練って計算して香港中を
あれだけグチャグチャにしてまで開店したのでしょう。(←いや、知らないですよ、
勢いだけで来ちゃったかもしれないし)
思うにね、香港でビジネスをする上で、情報を得る方法、
情報収集やコミュニケーションが英語でしかできない方や会社は、
そのビジネスを金融や3カ国間貿易にとどめておくのが賢明で
香港に箱を作っちゃイカンと、そういう風に思うのよ。
いやぁ~、あんたら、英語しかわからないの、だっさ~!
とかそういう事でも何でもなく、
日本だってそうでしょ、英語で出てくる情報、英語で話せる話題というのは
世の中に出しても全く困らない情報であるわけで
ホントのところで大切な内緒の話って中々できないですよね、
それは英語能力云々ではなく別の理由でさ。
そうは言っても会社に広東語わかる信頼できる地元の香港ヤン
沢山いるやんっ!と、思うでしょ?そうことでもないと思うのよ。
決定権を持つ人が英語でしかコミュニケーションできなかったり、
自分が英語しかわからなかったら、その香港ヤンからの報告や情報だって
英語というフィルターにかかるわけで、どんなに英語能力が高くても、
そこは広東語や北京語とは全く異なる別の世界だと思うの。
広東語ができないなら香港でビジネスはするなっ!何て思わない。
英語だけだって沢山稼げる人も星の数ほどいる。
でも、業種やビジネスの形態は考えた方がいいように思う。
香港ってさ、なんだかんだ言っても、熱い人々の集まりだし、
ちょっとの勘違いで大やけどしちゃったりすると思うの。
でも、まぁ、当のアメリカさまはこれから先、予定通り契約終了まで
借りていたら、そのお家賃、2.52億ドルほどになるようで
「1.25億だったら大分安くなるし、うひょぉ~、得しちゃったよぉ~!!」とか
わけわかんない方向で小躍りしてそうな、そんな予感。
ベッカムさんのように地場の企業とガッチリ手組んどけば
また違う道もあったかもしれないけど、その辺りが
アメリカさまとイギリスさまの違いなのでしょうか。
そして!報道されている「違約金が1.25億らしい」ってとこだって、
それこそ、世の中に出しても全く困らない情報で、
ホントのとこはどうなんだかっ!という、そんな感じだと思うのね。
香港、あまくない、あまくない。
さてさて、いよいよ閉店という事になると、
1500sqft足らずのチッポケナ店舗だって
更地に戻して大家さんに返すには、
その造りがちょっと凝ってたりするとHK$6桁金額なんて
簡単にかかるわよ。香港でのビジネス、どうせおしまいにするからっ!
なんて勢いに乗ってお金使い切っちゃちゃぁ~、駄目なのよ。
今の香港、1つ店閉めるのだって、それはそれは大層な金額でございます。
これから香港に箱作る予定の方は出口まで計算して
心して臨んで下さいましね。
はい、改めて、香港、あまくない、あまくない。