Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

こだわり緑茶275ml、納品されたが、商品にならず。残念っ!

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 香港の皆さん、アルミの缶、好きですね。

こだわり緑茶275mlにも使われているこの形は、皆さん特にお好きで

その形だけで、皆さん「おっ!」と若干立ち止まる。

 

 

そして、それ以上に皆さんのお目に留まるのが、そのアルミ缶の凹み。

香港の皆さんが、どうしてここまで、このアルミ缶の凹みに神経質になるのか

その辺りの事情は定かではありませんが、周囲の方々にサクッとお聞きすると

「こういう姿になっているということは、ここに来るまでに、ぶつけたか、落としたか

いずれにしても、その品質に影響を及ぼしていること間違いなし!と、考えるでしょ」

と、仰る。

 

 

「いやいやいやいや、あなた方、そんな事気にするようなタイプじゃないでしょ。

店頭に並ぶまで超衝撃に耐えてきたであろう品々、常日頃から食べてるじゃろっ!

ってか、超衝撃的食生活が基本じゃん、ここではっ!!」

と、応戦したいところでしたが、まぁ、それは、ね。

 

 

って、事で、こうしたお姿になったアルミ缶商品

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買いません。100%どころか、120%買いません。

買わないどころか「こういうものを、出しておくものではありませんっ!」

と、怒られます。スーパーで腐ったお野菜が並んでいるのは許せても、

アルミの歪みは許せないその微妙な感じの判断基準は一体何なのか、

何だかサッパリ分からず、ワタクシ、まだまだ、香港生活、修行の身よのぉ~と、

思いにふけっているわけでゴザイマス。

 

 

今回、納品されたこの「こだわり緑茶」1箱24本入り。

一番端の一列のみに歪みが出ていたのなら、ああ、途中で誰か落としたのかな?

と、想像する事もできるのですが、今回は24本の内、

その殆どがこうした歪な形となっていて、毎日、私、贅沢にも喉を潤しておりますが

気になるのは、何故に、一列だけでなく、ほとんどが歪んでいたかという部分。

 

 

 

日本の生産地からきっと、まずは車で運ばれ、一旦どこかの倉庫で船出を待つよね。

船に積まれるまでには、クレーン車に乗ることもあるかもしれない。

こだわり緑茶さん、ご自身はどっしり安定したお姿ではありますが、コンテナでは、

不安定な方々とお隣合わせだったのかもしれないし、

香港の港に着いてからは、ガツン、ガツンと扱われる事もあるでしょう。

通関業者さんを通して入国し、いよいよやっと

香港の食品卸さんの倉庫に入り、出荷され、配達業者さんの手によって

我々のような小売店舗にやってくる。

そんな長い道のりだもの、きっと、各箇所で、違う角度で落とし、ぶつけ、

ガツンガツンとやられ、香港の皆さまが最も嫌う「歪んだアルミの商品」に

なってしまわれた。

 と、いう事で、ワタクシ、少しづつ、この高価なお茶をいただいております。

 

 

「初めにお読みください」で触れておりますが、

特定の商品や、かかわった方々を中傷する意図は全くありません。

ただ、純粋に、「歪んだアルミの商品は香港では商品にならない」

という事をお伝えしたかった、ただ、それだけです。

誰に伝えたかったのか。

卸さん?

デリバリーのお兄さん?

通関業者の皆さん?

食品メーカーさん?

誰ってわけじゃありません。

ただ、興味がある方々にお伝えしたかった、それだけでございます。

 

 

 

補足:

24本中殆どが歪んでいたこの商品、卸さんと交渉し、返品交渉をする事も可能だったでしょう。それをしなかったのは、ワタクシ、飲みたかったからでございます。加えてお伝えするならば、今回、納品いただいた卸さんのデリバリーのお兄さんは、本当に紳士的で、丁寧で、確実なお仕事をして下さり、そのお仕事ぶりは「にいさん、あなた、ホントに、香港ヤン??」って思わず聞きたくなるくらい、素敵なお仕事っぷりの方でございます。

 

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