Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

魚をね、もっと気軽に食べることが出来るようになったら良いのに。

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お魚をね、気軽に簡単に食べることができたら良いのに。

最近はよくそういうことを考える。

人々の日常の食事の中で、お魚の料理がもっともっと簡単に、

当たり前にのように食卓にのぼる様になったら

日本酒や焼酎という、そうしたいわゆる日本系列の

飲物の消費も自然に増えると思うのよね。

料理法にもよるのかしら?

まぁ、私は洋食全く作れませんので、より日本系列に

手が伸びるのかもしれませんが。

 

私自身の香港生活は母国日本での生活時間より長くなったとはいえ

これまで歩んできた道のりのせいか、案外

「9時ー18時、食事は自力」

という生活パターンの機会というのがほとんどなく

あまり気づかなかったのよね。

ゴクゴク一般的な仕事生活をしている人は、

新鮮な魚を買う機会というのは限られるんだということに。

 

だから今更、思ったのよね↓↓↓

hongkongjapan.hatenablog.com

あれれ?よくよく考えてみると、

毎日朝から夜まで働いている人々は、街市に来れるはずないじゃんね。

それはそれで、現代の生活なのだから良しとして、

さて、魚、魚、魚。

魚って、美味しいじゃん、単純に。

だから毎日でも食べたいのだけれど、

今、こうして自分で実際に「9時-18時、食事は自力」生活をしてみると

魚を食べたいという思いはあっても、

現実的には非常に難しい事だったのね。

 

スーパーにお魚売っていない事はないけれど、

仕事が終わった後に買い物に行けば、スーパーの鮮魚やさんも

スタッフの方はもうお仕事終えているし、

棚にはなんだか無残な姿をしたお魚パックがいくつか並んでいたり

それを避けようと思うと冷凍のお魚だったり。

それよりも何よりも、1日仕事してきて、

7時半とか8時に家に辿り着いて

それから腕まくりして

「よぉ~し、いっちょ、鱗とりを頑張りますかっ!!」

って、なかなか、出来ないわよね、普通。

その反面、お肉類は料金的にも時間的にも種類も豊富で

購入しやすいのよね。

 

このお店を始めて、スーパーの冷凍食品というのを

まじまじと見るようになったし、商品も時々買ってみる。

やはりお魚の需要があるのか、マナガツオ系とかスズキ系とか

丸のまま冷凍した商品があるのですね。

一尾HK$20-HK$40で買えちゃうの。

街市でお魚買うよりお安い値段よね。

丸のままって、本当に文字通り丸のままで、

内臓処理なんかしていない、

魚捕ってそのまま真空パックしましたっ!

といったそんな感じだったりするのだけれど。

実際購入して使ってみると、あればあったで結構便利。

「この内臓処理してくれていると、更にいいのだけれどなぁ~」

とは思うものの、それをしてあるとコストも上がり、

HK$20-HK$40という小売価格は不可能になるのでしょう。

確かにね、内臓処理したマナガツオ系冷凍魚がHK$60で売られていたら

買うかと問われたら、それはない。

HK$60出すなら週末まで待って、街市で新鮮なマナガツオ系買うわよね。

 

あっ!!

何だか、話の方向性が変わってしまった。

スーパーのお魚のお話があたかも主人公のようになってしまいましたが、

違うんです、違うんですよ。

スーパーの冷凍魚でも、

街市の新鮮なお魚でも

養殖のお魚でも、自家製開きでも何でもいいのですが

お魚ってね、もっともっと気軽に食べたいのに

それが現実的にはなかなか難しい事だったんだという

そんな事を最近考えているのですよ、という、そういうお話。

 

 

お魚をね、どういう形でどういう風に消費者の生活空間の中に届けたら

もっともっと気軽に、毎日のようにお魚を食べることが出来るんだろう。

 

 

 一日の締めくくり、特別な料理があるわけでもない

何てことない食事だけれど楽しく皆で食事をし、

その食卓には日本酒や焼酎が普通に存在する

そんな夢のような日はまだまだ遠そうだ。

hongkongjapan.hatenablog.com

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