南房総市過疎地域持続的発展計画
令和3年~7年度
と、表紙にあります。
全部で77ページで作られている、このプロジェクト。サクッと全体をご覧になりたい方は、南房総市のオフィシャルサイトから見ることができます。
「南房総市過疎地域自立促進計画」という文字が見え隠れしていますが、何だろう?どこかのタイミングでプロジェクト名が変わったのかしら?
グーグル先生にお聞きしてみたところ、ああ、なるほど、総務省先生のご指示のよう。
「過疎対策事業に対する各種財政措置を受けるためには、方針・計画を策定することが必要」とありました。
日本のように県も多く人口も1億以上となると、なかなか、複雑でございますね。
香港はほら、まぁ別の複雑さはありますが、香港単体としては800万人ほどの場所だし、もともと香港人全体的にセッカチな気質もありまして、物事がゆっくりすすむということはあまりない。
ところで、本日は「南房総市過疎地域持続的発展計画(令和3年9月策定)」の中で、気になった部分を残しておこうかな、と該当箇所も画像で準備しましたが、この総務省のサイトを見てしまったら、そちらの方が気になったので、ちょっと予定変更。
南房総の「南房総市過疎地域持続的発展計画(令和3年9月策定)」の気になった箇所の画像は折角なので、このページの下の方に載せておきますが、内容はまた後日。
話は総務省のサイトに戻りまして、過疎対策の関連ページで総務省が載せてくれている、「優良事例表彰」がとても参考になる!
下記は令和5年度の表彰
総務大臣賞の富山県朝日町(あさひまち)
気軽、手軽、みんな助かる!ノッカル!
総務省のオフィシャルサイト↓からダウンロードできます。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000841023.pdf
上の資料の中から一部を紹介すると、
評価のポイント
▶ 国内で初めて事業者協力型の自家用有償旅客運送を実現。
▶ コミュニティバス路線網も充実しており、空白地のタクシー、プラスノッカルの利用で、町の高齢者等のスムーズな移動に貢献。
朝日町町長 笹原氏のコメント
真に必要なローカルサービスとして誕生したのがこの仕組み。同様の課題を抱える全
国の多くの地域で、カスタマイズされながら幅広く活用されることを切に願っております。
その笹原靖直朝日町長をインタビューした記事がありました。
(公務員に役立つサイト IJAMP:2024年5月10日掲載の記事)
千葉県の最南端、南房総市白浜地区は線路もなければタクシー会社もないという地域なので、同じようにできるかといったらそうではないかもしれませんが、白浜地区で暮らしている人々は「ここの交通事情はこのままではいけない」と、誰もが思っているだろうし、富山県朝日町のライドシェアの試みはとても興味深いものでした。
同じく総務大臣賞
新潟県長岡市
人口約800人の地域から、世界へとつながるデジタルシフトの試み
山古志には、世界に誇る錦鯉があるもの、昔っから世界と繋がっているだろうにと思いがちだけれど、考えてみれば錦鯉は結構限られたマーケットかもしれないし、このままではいけないという強い思いもあったのかも。もともと外国の方とのビジネスも多い地域だったと思うので、他所の過疎地と比べてデジタル化の強みというのも感じていらっしゃったのかも。それにしても凄い!
他にも多くの事例があって、本当に参考になるし励まされるし、さて、では、自分たちの地域はどのような取り組みをしているだろうか……市だけではなく、民間単位でも取り組んでいる方々も多く、もしかしたら自分たちにも何かしらできることもあるのでは、と真剣に考えてみるきっかけにもなるしで、あとでじっくり拝見したいと思います。
ということで、今日は予定していた内容から急遽変更になりましたが、過疎地よね、過疎地。日本全国、過疎対策と向き合わなければならない地域というのは多くあると思いますが、こういう事って、強いリーダー力とか人間力などが大きく必要となってくるのかもしれないですね。
流れ的に、ちょっとついでに……的なトーンとなってしまいましたが、こちらね、「南房総市過疎地域持続的発展計画」
全77ページの中から、気になった箇所。それらの内容については、また改めて。