千葉県南房総市Days 愛を込めて「南房総市、だめだこりゃ」を綴る。(Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。)

他人に厳しく自分に甘く、千葉県南房総市から愛を込めて「だから南房総市はいつまでたっても過疎地なんだよっ!」をつぶやきます。(香港の漁村の小島の街市(ローカルマーケット)内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事の備忘録。)

日本と世界の食事情:「中国、ナイジェリア、メキシコにも奪われる日本の食料」を興味深く読んだ

Japan Business Pressの日本と世界の食事情を興味深く読んだ。

Japan Business Press(2017年12月8日):

中国、ナイジェリア、メキシコにも奪われる日本の食料

jbpress.ismedia.jp

小麦やトウモロコシの確保が厳しくなりそうという予想。

小麦の心配はわかるけど、トウモロコシ?

と思いながら読み進めたら、ああ、なるほど、飼料用穀物!

それは不足したら大変な事になる。

周辺諸国の国々の消費力や購買力はどんどんどんどん上がるからね。

その時にやはり日本に購買力がないと、買えなくなるのよね。

hongkongjapan.hatenablog.com

 

食料自給率熱量ベースで4割未満という日本。

輸入政策をガツっと固めるのと同時に、

自給率をあげて行くことができたらいいのだろうけど、

これだけ長い事「自給率をあげよう!」と国は声をあげているけど

「2020年までに自給率50%へ」という目標までにはまだまだ距離がありそう。

 

食料自給率については、こちら↓↓↓農林水産省Web Site

1 食料自給率向上の意義と効果:農林水産省

 

ちょっと、横道に逸れますけどね、農林水産省さん!

農林水産省さぁ~んっ!!

折角いい資料作っているのに、ゴチャゴチャでわかりずらいわよっ!

現代を生きる人々は何かと忙しいのでね、もっとパッと見て

数字がわかりやすい何かをSiteのヘッダーに入れたらいいと思うのよ。

 

自給率向上目標2020年までに50% 

現在の達成率38%

目標達成まであと60%!

こういうの枠で囲ってヘッダーに入れたら、

取りあえず目に付くんじゃないかしら?イメージ写真ないかしらね?

ちょっと違うけどカウントダウンクロック的な感じというか。

f:id:hongkongjapan:20171208123632p:plain

トラベルヴィジョンのジェットスター関連記事の写真をお借りしました。

目標と現在地とゴールまでの距離がわかりずらいのは

なにかとモチベーションが保てませんのでね。

 

50%はちょっと無理そうだから45%にしようかなー??というのも

まぁ、あれですが。

www.jacom.or.jp

 

 

 

小麦やトウモロコシの輸入量が確保できなくなる場合に備えて

どうにか、自給率を向上できるといいのだけれど。

 

日本はね、水が豊富にあり、1億を超える人口がいて

高齢化によって有効利用されないままの農地や水田もある。

一歩を踏み出したいけど働き方が今一つわからない

若いニートな方々もいると聞く。

必要なものはきっと揃っているのよね。

でもそのシステムがきっとうまくかちあっていないのかな。

もったいないよね。

 

日本のように水が豊富にある、農地があるって貴重な事なんだよね。

 

香港は水がなくてですね。

その多くをお隣中国に頼っているのだけれど、それがもう、

今時の言い方でいうと「ゲスい」というか「エグイ」というか。

同じように水を隣国のマレーシアに頼っているシンガポールと比べると

1ℓあたりの水の料金の差、2倍、3倍の差どころではないんですよね。

シンガポールがマレーシアから購入する水の料金に比べ

香港は中国から何十倍という料金で購入し

そして毎年香港側は使い切れないまま破棄している。

では、購入する量を減らせばいいじゃないかっ!といえばそうでもなくて

万が一水不足になった事を考えると、

それはどうしても確保しておくべき水の量らしい。

毎年、毎年、こうして「生きるための水」に税金が使われるわけですが、

香港という地が生きていくためには仕方がない。

 

日本のように水が比較的豊富にあるというのは、

豊かに生きてゆく為の重要な条件の1つを満たしているのだと思うけど、

なかなか世の中上手く回らないものですね。

 

興味深く読んだ、こちらの記事には続きがあるとの事。

jbpress.ismedia.jp

次回は「日本はどのような針路をとるべきなのか」という部分に

触れるとのことなので、こちらも楽しみですね。

 

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