年々、グテグテ度が酷くなるなぁ~と、感じてはいましたが、
今年のグテグテ度はとびっきり群を抜いているわよね。
業界関係者のみのはずの、FOOD EXPOのトレードホール。
出展側も、自称バイヤー側も、オーガナイザーも。
もうね「自称バイヤー」が多すぎて、ちょっと味を確認しておきたいな
と思う商品であっても「自称バイヤー」に押しやられて
味見なんてできる状態じゃないし、
まぁ、これは「タダなものは何でも食っとけ、貰っとけっ!」が
基本姿勢の香港スタンダードではあるのだけれど、
そんな「香港スタンダード」にあきれ返った出展者の日本の方々は
奥の方に引っ込んでいて、話を聞きたいなと思っても
見向きもしないしで、
日本から来たオッサン方よ、
あなた様はやる気があるのでしょうか?
航空機料金が一番高いお盆の季節に高いコスト掛けて、
日本食輸出、和食輸出には莫大な補助金がでるご時世だもの、
国民の血と汗と涙の結晶の税金から助成金受けて来てる人だって
多いでしょうよっ!
多くの人々に支えられて、高い金使って、
社の代表、組織の代表として、こうして日本から来てるんだから、
香港スタンダードにあきれている場合ではございませんでしょっ!
海外に商談をしに来たプロならば、きちっと
「自称バイヤー」と「バイヤー候補」を見極めて
試食させるべき人には試食させる、
そうでない人は巧みに捌くという体制取っていかないと、
忙しいさなか、時間を割いて、
お店を閉めて商談に来ている香港側のバイヤーは
それこそ呆れ返って来なくなる。
イヤ、それ、コントロールするの、出展者の自分ですか?
オーガナイザーの仕事ではございませんのっ?
と、言いたいとこでございましょうが、
天下のオーガナイザー様は「来展者の数の向上」に
集中しておられます。
って事で、ほんと、頼みますよ、出展者さま。
本気で商品の勉強をしたいと思ってきてる来展者、
無料の物は何でも食っとけ貰っとけのタイプの来展者、
業界関連者のみの日でも、香港の展示会には、
本当に本当に様々なタイプの方がどこからともなく
ひっきりなしにやってくるので、上手くさばいて、
キチンと日本人バイヤーのお相手して下さいましね。