Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

新入荷:タマノイのすしのこ

タマノイの「すしのこ」!

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こちらの商品は開店当初から仕入れをしたかったのだけど、入り数が大きすぎて仕入れを躊躇していた商品。最近、小単位で卸して下さる卸さんに出会い、早速登場。

すし酢はミツカンの寿司酢も置いているのですが、すし飯の感覚がよくわからないという香港の方も多く、時々お客様からも声のかかっていた商品。

しめ鯖や冷凍すしネタも続々入って来るし、DIY寿司パッケージなどもつくって西邨の皆さんに提案してみるよ!

 

タマノイ酢株式会社

タマノイ酢のHPにおじゃましてみると、HH内にあるTAMANOI KITCHENのレシピも

綺麗な写真付きで内容盛りだくさん!

タマノイ酢株式会社|調理師・河田智子の酢マイルレシピ

「すしのこ」で白菜漬けや、夏野菜のすしのこマリネなどの紹介もあって

ああ、こういう使い方もあったのか、改めて見入ってしまします。

すしのこで簡単白菜の浅漬けなんて、 白菜切ってすしのこで揉むだけという手軽さ!

夏野菜のすしのこマリネ、こちらも彩綺麗で暑い香港の夏も乗り切れそう!

 

この「すしのこ」の商品案内などを見てみると、1食分の袋商品もあるんですね。

タマノイ酢株式会社|商品情報|おすし

こういう、食べきりサイズというのは、長期出張時に持っていっても役に立ちそう。

単身赴任の人にも良いかも。レトルトパックのご飯と小袋の焼海苔なんかね

出張バックにちょっと、一緒に忍ばせて。

出張は旅先の現地の食事も楽しみという部分もあるけど、ある程度長くなると

「今日はちょっと、簡単にサクッと済ませたい」と思う事もあるものね。

お酢を摂ると、ドロンドロンに汚れた体も不思議とリセットされるような気がします。

 

タマノイのすしのこ、みなさまも是非に!

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ホームページ内に商品案内のリンクを作ってみた。

香港の生活情報誌「ポケットページウィークリー(PPW) No. 577 2017年2月第一号

祝MTR南港島線開通!日射しが眩しい香港島 南へ!

南港島線開通特集号内でお店を紹介していただいて以来、

Ming-san KitchenのHPを検索して下さる方も多くなった。メディアの力って凄いのね。

ありがとうございます、ありがとうございます!

このPPWのリンクを貼りたかったのですが、PPWさんのページが重いのか

それとも何か他の原因か、PPWのページには辿り着けなかったので、また、いつか。

 (2017年3月21日追記:出来ました、出来ました、PPW No. 577、こちらから↓↓↓どうぞ。)

祝MTR南港島線開通!日射しが眩しい香港島 南へ!

www.pocketpageweekly.com

 

ホームページ内に商品案内カテゴリーを追加してみた

このブログでは時々入荷商品について書いていたけど、

HP内にはアップしてこなかったのでこのブログの「仕入れ」カテゴリーを

HP上に「商品案内:Arrival Items」としてリンクを貼ってみた。

右上のとこですね。

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結果的にはこのブログに繋がる事になるので、なんのこっちゃ!という印象が

ないわけでは無いのですが、ブログからではなくHPから入って来られた方も

どんな商品があるのか、サクッと見れる線を繋いでみたわけです。

本来であれば、毎日、入荷したものを小まめにアップしてゆくのが理想的で

ワタクシ、タコのように手が8本あると同時進行で色々こなせて良いのになと

思ってみるものの、北風と闘いつつ、商品に埃がたまらないよう、掃除しつつと

なかなか落ち着いて情報をアップするという作業が、あれもこれもと間に合わず。

取り急ぎ、ブログの「仕入れ」カテゴリーをリンクしてみたわけですね。

今時、ホームページやブログなんて、プッ!!と笑われてしまうかもしれませんが、

SNSはSNSで、ワタクシのようなアナログ人間にはこれまた、大変でございまして。

 

と、言う事で、

香港の小島の漁村の日本食品雑貨店 Ming-san Kitchenのホームページはこちらから

hongkongjapan.jimdo.com

南港島線開通後のAp Lei Chauは

金鐘から11分と、とても身近な南の島の漁業町になりました。

皆さまも是非、お出かけ下さい。

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新入荷:冷凍しめ鯖、冷凍ニシン、クリームコロッケ、さつま揚げなど

もう少し、商品の幅を広げたいなぁ~。でもスペースも限りがあるし、

半屋外で壁がなくて、北風ボーボーだしどうしようかなぁ~と

一人でブツブツ言っていたら、突然、Ming-sanが冷凍庫を買って来てくれた。

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と、言う事で、まずは、

蟹クリームコロッケ、冷凍しめ鯖、冷凍酢漬けニシン、

さつま揚げや牛蒡巻き、

香港ヤンも大好きな居酒屋メニュー手羽餃子など入れてみた。

 

香港ヤン、蟹脚も大好きだから、試しに蟹脚も入れてみようか!と

注文してみたところ、

あ゛っ!!

何とっ!!なんとも艶めかしい裸パッケージ。

これでは売れないという事で、こちらは残念ながら

早々ワタクシめのお腹に収まる事になります。

オーダー時に確認したと思っても、香港、処どころにこうした罠が

時々潜んでいるから、初めの一歩は慎重に、慎重に。

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これから先の予定としては、真空パックの鰹のタタキや

軟骨餃子、宮崎のソーセージなどの仕入れも検討中。

ご近所のローカル冷凍屋さんとなるべく商品が重ならないように

お寿司のネタの少量パックや練り製品、冷凍お蕎麦など揃えていきたい、

そんな感じかな?

日本を離れて長くなってしまった自分は、なかなか

「こんな商品もいいんじゃない?」というアイデアが思い浮かばず困っております。

本来は業務用商品でシンプルなパッケージでも、内容量が少な目ならば全然OK!

個別包装の冷凍食品、少量からの卸しが可能という商品をお持ちの皆さま、

情報、お待ちしております!!

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新入荷:長龍酒造(奈良県)「吉野杉の樽酒」

新入荷:長龍酒造(奈良県)「吉野杉の樽酒」

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先日、少し触れました、木の香が特徴のお酒。

hongkongjapan.hatenablog.com

その香や味わいが、実際、香港の皆さんに受け入れらるかどうかという事は

まだこれからその流れが見えてくると思うのですが、先日、ご紹介いただいた

数多くのお酒の中から、まずは、こちらの「吉野杉の樽酒」を数本。

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香港で入手できる日本の雑誌などを見ている限りでの感覚ですが、

「樽酒」が日本で流行っている方向でしょうか?

最近「樽酒」という名のつくお酒が増えているように感じます。

 

長龍酒造「吉野杉の樽酒」

さて、今回入れてみた長龍酒造「吉野杉の樽酒」

最近増えてきていそうな「樽酒」の中でも、

こちら、長龍酒造の「吉野杉の樽酒」は、日本で最初に発売された「瓶詰の樽酒」

 

同じく吉野杉甲府樽を使用して造られた「吉野杉の樽酒 雄町山廃純米酒」

というお酒も試飲したのですが、何故、今回「吉野杉の樽酒」にしたかというと

香港の皆さんが普段食べている食事にはこちらの方が合うような気がしたことと、

料金とお店の環境。

お店があるエリアというのは、日本の商品であれば高ければ高いほど売れると

いうエリアではないので、ある一定の料金を超えると、途端に動かない。

お店自体も半屋外的な作りで、繊細過ぎるお酒も取り扱いが難しい。

そして、香港ではまだ珍しい「樽の香のお酒」という、そのものズバリの特徴が

お客様との会話に繋がり、この「吉野杉の樽酒」は、このエリアでの

売り手としてはとてもありがたいお酒だと思います。

実際、今回の仕入れは追加で、前回初めて入れた時のお客様の反応は

「へぇ~、そうなんだ、じゃ、今日はこれにしてみる!」という反応。

香港の方にとっては未知の世界の味と、試してみやすい料金体系という

そのバランスがいいのかもしれません。

ご購入いただいたお客様からのフィードバックが楽しみ、楽しみ!

 

大切な商品を、どこの卸さんに託すべきか

大切な商品をどこの卸さんに託すべきかという事については、

このブログ内でも、たびたび触れてきています。

 

今回、お酒を紹介していただいてから比較的早く仕入れに至ったのには

もう1つ大きな理由があって、それは1本から注文できるという事。

我々のように小さな小さな小売店で仕入れをする時に、非常にありがたいのは

この少量注文可という、その体制。

日本酒は、香港に数多く入っていて、魅力的なお酒も多いのですが、

仕入れは箱単位という縛りのあるお酒もあり、残念ながら

泣く泣く仕入れを諦めているお酒もあります。

 

 

日本の酒造さんの中には、香港進出を検討中という方もいらっしゃるかもしれません。

香港側の卸さんを決定する時に、香港市場への流通をどうしたいのか

カートン単位での動きにして大量購入する法人にだけ卸したいのか、

数本からでも、こだわりの料理屋さんに卸したいのか、

卸さんがどう動くかはあまり我関せず、取りあえず日本の港を出港すればそれでよし

とするのか、色々な方法があると思うので、その辺りも考えて

香港の卸さんを決めるというのも大切な事かもしれません。

どれが正しくて、どれが間違っているという性格のものでもないし、

自分たちのお酒をどう広めていきたいのか、それに合致していれば

様々な方法があっていいのだと思います。

 

 

日本で最初の瓶詰め樽酒

長龍酒造の「吉野杉の樽酒」皆様も、是非に。

www.choryo.jp

 

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非漢字圏の人々向けの看板をつくってみた

一昨日の暖かさは一体何だったんでしょうか。

3月も半ばだというのに、この寒さ。

日本も大寒波というようなニュースをどこかで見かけた気がするけれど

15度前後と言っても、基本「石」作りの香港ではこちらも痺れるほどの寒さで、

「春よ来い、春よ来い、はやく、はやく、来なさいよっ!!」

と、呪文を唱えつつ、ここ西邨で、足踏みしながら過ごしております。

 

非漢字圏の人々向けの看板をつくってみた

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この超激ドローカルの西邨にホラ、ある日突然、

チョー高級どころの国際学校がオープンしましたでしょ。

広東語も日本語も話さないおガイジンさまな方々の行き来も増えましてね。

hongkongjapan.hatenablog.com

彼らったら、アジアの言葉を操れないどころか、

どうやら香港ヤンとヤップンヤンの区別すら出来ないらしく、

朝、ワタクシに「じょーさんっ!!」と挨拶するわけよ。

まぁね、見た目ちょっと、ワタクシも、結構、念入りにローカル化を

図っておりますからね、アジアン素人なおガイジンさまには

見分けがつかないかもしれませんが、醸し出す、大和なでしこ魂といいますか

敢えて醸し出し過ぎない、その、奥ゆかしさをおガイジンさまの皆さまには

感じ取っていただきたいところでありますが、

まぁ、そんな繊細な部分を感じとれといっても彼らには難しかろうと、

ここは1つ、わかりやすくオリンピック代表選手みたいに、

上着に日の丸つけて仕事した方が良いかしら?と、検討中よ!

 

そんなこんなで、取りあえず、当店にはこんな商品があるのよ、というような

案内を店先にでも張り出すべく、北風にボーボー吹かれながら色々、作成中よ。

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浜田醤油(熊本)、海外展開のお話

先日、不動産を売り払った香港の知人、各方面の手続きが終了し無事入金があったのか、新居にお引越し。新居といっても仮住まいなのか単なる蓑なのか、その新居、家具無賃貸物件。取りあえず、最低限の家具家電は取り揃えなければという事で、あっちからこっちから、取り揃えたわけです。

 

はぁ~、何とも分かりやすい。

 

だぁ~、かぁ~、らぁ~、

君は、反省という事をしないのかっ!!

 

何度、それで周囲に騙されてきたか。イヤイヤイヤイヤ、騙されたと言ってはいけない。何度、君はそれで、失敗を重ねてきたのかっ!!と、お伝えするだけはお伝えしてきましたけどね、イヤハヤ、こういうことは、性格やね。ついつい、生活全体を使って表現したくなっちゃうんですかね。まぁ、本人のお金なのだから、友人と言えど赤の他人のワタクシごときがどうこういう事ではないわけですが、はぁ~、それでもね。

まぁ、よい、本人が自分でやっていることだ。また、愚痴こぼし食事会には招待してよね、いつでもご馳走になりに来ますわ。とは言ってきましたけどね。

お金があるからといって、「わたし、お金がありますのっ!」って事を周囲に感じさせたら駄目なんだって、特に香港では。香港にはお金の匂いを嗅ぎつける能力高い人物凄く多いんだから。

そして、チョット意外に感じる方もあるかもしれませんが、そのお金の匂いを嗅ぎつけるのは大体の場合、同胞というパターンが多いきがするわ。この知人のように、香港人には香港人が、日本人には日本人が、スルリスルリとニコニコしながら寄ってくるというパターンが多い気がしますので、世の中のお金持ちの方々は本当、お気を付けくださいませ。

 

 

今日も、前置きが長くなってしまいました。

さて本日は、日本ー香港間の飲食業界で興味深いニュースがありましたのでそのお話。

浜田醤油(熊本)が香港総合商社Li&Fungの一員へ

財界新聞(2017年3月8日):創業200年 熊本の浜田醤油が香港Li & Fung一員へ

www.zaikei.co.jp

 

これは、飲食業界、本当に注目の動き。注目の動きというか、

注目してゆくべき動きとワタクシは思っているというだけですが。

記事を読んだ時、んんん?Li & Fungと醤油がどうつながるのだろうかと

不思議に思ったけど、ああ、なるほど、利豊側が西洋系商品に加え、

世界中で注目される「和」の調味料を欲しがっていたんですって。

このくまにちコムの記事が詳しいかしら。

くまにちコム(2016年12月16日):

浜田酱油(熊本市)香港企業の傘下に 海外へ活路

kumanichi.com

日本の方にとっては馴染みが薄いかもしれないLi & Fungですが、

香港、中国市場展開を目指す西洋系企業、特にアパレル、繊維業界でLi & Fung(利豊)

を知らない人などいるはずもなく、あのベッカム様がある日突然Lai Chi Kokに

現れたのだって、もちろんLi & FungがLai Chi Kokにあるからであるわけでして

香港で展開中の日本の皆さまにも親しみのある西洋アパレルブランド、

このLi & Fungがパートナーとなっている事も珍しくありません。

 

食品関連の海外輸出や海外展開、これまでは日本の専門商社や飲食コーディネーター、

県や自治体組織、JETROなのに頼る事が多かった分野ですが、

今まで「和の食」という分野に手つかずでいた外資商社が「和」に対し

アグレッシブな動きを取ることによって、業界、大きく動きだすかも。

食業界に限らず、どの業界でも、これまでと同じビジネスの仕方をしているだけでは

なかなか難しくなるかもしれないですね。

 

浜田醤油さんのこの動き、様々な意見もあると想像します。

でもね、自分たちで育て上げた会社や商品の行く末を軽く簡単に考える人など

いるはずもなく、ありとあらゆる事を検討した上で決断されたのだと思うし

この動き、「超和的食材」業界にある種の刺激を与える動きだとも思うのです。

 

上述のくまにちコムの記事によると

浜田醤油は出資比率が同グループ7割、創業家3割となり、ネスレ日本出身の梅原真一社長(48)や外国籍の役員らが就任。海外展開を進めるため、営業や品質管理部門などに英語力の高い人材を加え、従業員は26人とほぼ倍増した。

と、あります。この一連の動き中で、ワタクシ、個人的に興味津々なのは

熊本で実際に働いている人々の事で、特に香港企業は業務の進め方のスピードが

日本とは全く異なるから、浜田醤油の皆さんに

「どうどう?仕事の進め方の速さ、変わった?変わった??」と、

耳元で囁きつつ聞いてみたい気持ちでいっぱいでゴザイマス。

浜田醤油の皆さん、香港ヤン、ガツガツ業務をこなし、とても雑に見えますが

それは、ただただ「金」を目指し無我夢中で驀進中というだけであって、

そこに個人的好き嫌いがあるわけではないと思いますので、ご安心下さいませ。

超和色の会社に勤めたつもりでいたけれど、ある日突然ガイジンさまがやって来て

世界中から注目される外資商社の一員になる。

そういう動きが熊本で起こっているわけですね。

世界の動きは早いのだ!

 

浜田醤油株式会社

hamada1818.com

Li & Fung Limited (利豊)

www.lifung.com

 

関連記事:

日刊スポーツ(2017年3月8日): 創業200年熊本・浜田醤油が中国、欧州へ海外展開

www.nikkansports.com

 

 くまにちコム(2017年2月14日):映像と食事楽しんで浜田醤油が「シネマダイニング」

kumanichi.com

 

蘋果日報:ベッカム先生、Lai Chi Kokにご登場

hk.apple.nextmedia.com

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美味しいから売れるだろうという、その根拠は何ですの?

寒さもひと段落して、久しぶりにPCの前に座ってみようと思えるくらいの

気温になりました。何てったって今日は、風が無いのがいいわよね。

北風ボーボーしてなくて。穏やかでいられるわ。

軽やかな春を感じさせるというか。。。なんて、香港の春、

そんな生易しいものであるはずもなく、冷たい風がとまったと思ったら、

湿気よ、湿気っ!!早速やって来たわよね、湿気との戦いの日々。

 

さて、前置きが長くなりました。

 

美味しいから売れるだろうという、その根拠は何ですの?

「美味しいから売れるだろうという、その根拠は何ですの?」

という、今日は、そんなお話。

「この商品ね、美味しいんですよ、置いてください」とか

「この人ね、美味しいラーメン作れるんですよ、お店やったら流行るよね」とか

この「美味しいから〇〇〇できる、バンバン売れる、ビジネスになる」と

そう思っていらっしゃる方が時々いらっしゃるようで、

この辺りの考え方は、人によるといえば人により、

人それぞれだから、それは、それで、いいとおもうのですが、私自身は、

その言葉を聞いた時「はぁ~」としか返答の仕様がないといいますか。

どちらかというと「美味しいければ売れる、と、いうものではないだろ」と

思うかな。

 

飲食関連事業でね、商品決定する時に

「美味しいかどうか」という部分は、もちろん考慮する必要があると思うけど

決定ポイントにするかと言ったら、

はてっ?????

 

 

車メーカーが車つくって、

車メーカーのセールスマンが「車、作りました、走るんです、この車っ!!」

ってセールストークしたら、ズッコケちゃうと思うのよ。

 

 

洗濯機メーカーが洗濯機つくって

洗濯機メーカーのセールスマンが売り込みに来て

「洗濯機、作りました、グルグル回って、洗濯出来ちゃうんです!!」

ってセールストークしたら、一週回って、思わず話聞いちゃうかもね。

 

 

美味しいからっていうのは、ん?

美味しいというのは語弊があるか、「美味しい」というよりも

「味そのもの」というべきかしら。

「食べる事ができる」「味そのもの」「作りてが美味しいと思うのも」

など、「味」に関する部分は飲食のビジネスをする以上、この辺りを

クリアすることは必要最低条件であって決定ポイントになっていいのだろうか?

と、思うわけですね。

ビジネスなんだから、ビジネスにならなきゃね。

美味しいもの作れますっ!だけだったら

おっ、そうなの、凄いじゃん、ホームパーティーでもやっちゃうかいっ??

ってなノリで、いいんじゃないですかね。

 

 

日本のように人口もあって、旅行がてらわざわざお店に行くことが

イベントになったり、宅配ビジネスが充実していたり

ブログ集客を狙う人々向けにビジネスするような方法があったり、と

様々な形でビジネスできるのなら、また違う見方もあるかもしれないけど

香港ね、何度も何度も、繰り返しお伝えしますが、

家賃世界一高い都市の1つです。

場所の確保だって、なかなか簡単なことではありません。

「美味しいから場所さえあったらガンガン売れる!!」

そんな事が簡単に実現可能なら香港、今頃、億万長者で溢れかえってる。

まぁ、ワタクシはそう思うわけでありますが、

そう、ここは香港、人それぞれ。

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