Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

飲食店全面禁煙から大きく後退のニュースに思うこと

日本の飲食店での喫煙、禁煙関連

少し前のニュースになりますが、日本以外の世界中が驚いたこちらのニュース。

厚労省が当初掲げていた「全面禁煙」から大きく後退。

Foodist(2017年11月19日)

飲食店の禁煙化問題、150平方メートルイカの店舗で「禁煙化」に。

厚労省の当初案、大幅後退

www.inshokuten.com

NIKKEI STYLE(2018年1月15日)

東京の禁煙、五輪の基準超える?「屋外」も肩見狭く

style.nikkei.com

 

飲食店における禁煙、喫煙関連のニュースや記事を他にも覗いてみたのですが、

これに関する記事は、どうも、どこの媒体も極端のような気がして

中立的な立場で書かれているものがあまり見当たらない印象ですが、

日本国内、特に飲食店を経営されている人や企業はどういう立ち位置に

いらっしゃるのかしらと、気になっている。

 

こちら香港。

香港は現在、飲食店屋内完全禁煙。

香港政府観光局の「健康と安全」のページ中ほどの「禁煙規則」に

詳しくありますが、ほぼすべての室内空間で禁止されています。

該当部分をコピーしてみます。

禁煙規則

香港では、ほぼすべての室内空間(レストラン、バー、モール、カラオケなど)で喫煙が禁止されています。また、公共交通車両、公共交通機関、ならびに公共のビーチ、プール、エスカレーターなど一部の施設(屋内外を問わず)、香港ウェットランド・パークでも喫煙は禁止されています。

 

香港政府観光局のWEB SITEはこちら↓↓↓ 

健康と安全 | 香港政府観光局

 

では、香港がもともと飲食店での喫煙は不可だったかというとそうではなく

15,6年前位だったかな。

当時、自分は香港でレストランを運営していて、その運営中のさなかに

レストラン内での喫煙制限が開始された。

お客様の中には喫煙者のお客様も多く「飲食店内禁煙」の動きに正直、

不安で不安でおののいた。

経営の立場から見ると不安な気持ちでいっぱいだったけれど

社会の動きに合わせて店内完全禁煙に移行

結果的にそれが原因で売り上げが減ったとか

喫煙者だった方に利用していただけなくなったとか

そういう現象があったかというと、それはなかったんですね。

 

今、改めて、香港の禁煙法施行は何年だったのだろうと調べてみると

意外や意外、2008年?

香港吸煙興健康委員会(Hong Kong Council Smoking and Helth) 

Ordinances - COSH

自分のレストランで全面禁煙にしたのは恐らく2001年とか2002年とか

その辺りだと思うので、もしかしたら当時は任意決定で

罰金はまだ課せられていなかったのかも。

 

ホテルの喫煙ルームの不可は飲食店全面禁煙より後に施行され

その後、バス停や公園など屋外であっても公的な場所での喫煙不可と

徐々に徐々にと行われていったんですね。

(ちょっと、記憶もあいまいですがっ!)

 

では、香港の飲食店での喫煙が今、どうなっているかというと

香港の飲食ライセンスの仕組みがわからないと、

その全体像がつかみづらいかもしれませんが、

ザックリ簡単に大分詳細を端折って書いてみると

15、6年前の当時厳しく制限されていた屋外やテラスなどでの営業が

緩和されてきた、というそうした動きが出てきたわけですね。

だから、この4,5年の香港のみを見ている方にとっては

「香港は全面禁煙と言っても、テラスやルーフトップバーもあるし

いうほど禁煙な感じはしないよねっ!」

と、見えるかもしれませんが、現在のその部分にくるまでは

長い長い道のりがあったわけなのですね。

 

日本と香港では、飲食店のライセンスそのものの縛りが違うだろうし

自分は日本で飲食店を経営した経験がないので、

日本の様子を深い部分まではつかみ切れないけれど、

「飲食店全面禁煙にしたら経営が成り立たないっ!!」とか

「喫煙者はどこかに籠って勝手に寿命を縮めとけ、人に迷惑かけんなっ!」とか

両極端な議論にはしることなく、それでも少しづつでも

1人でも多くの人が気持よく健康に暮らし

「今日もご飯が美味しいねっ!!」と、

そんな風に感じる事ができる社会になれたら

とても喜ばしいことだと思うのですね。

hongkongjapan.hatenablog.com

 

「今日もご飯が美味しいねっっ!」

と思える明日は何処の誰にも約束されていないのよ。

それだけはね、心のどこかに置いておきたい、そう思うのですね。

 

香港BSニュース(2017年12月5日)香港のタバコ事情 増税の動きに

hongkong-bs.com

 

日本の飲食店での禁煙喫煙問題。

どうなるのかな。

注視してゆきたいと思います。

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日本のビール総代理店変更の動きを見て、感じたこと、考えたこと

 ビールの話がこの時から↓↓↓中途半端になっていましたね。

hongkongjapan.hatenablog.com

ビール、ビール、ビールの話。

 

日本のある大手ビールの香港総代理店が変更になりましてね。

その流れをとても興味深く見ています。

旧代理店から「今度代理店契約が終了となりまして」という話を聞きまして。

そう、この話を聞いたという、そのシーン1つだけでもいろいろな

「ほっ???」

「はぁ~??」

が、あるのですが、それは話しの流れが大分ずれてしまいますので

その部分はまたの機会にするとして。

 

で、新たな代理店ですよね。

バリバリのローカル企業。

どれくらいバリバリのローカル企業かというと

恐らく我々異国人ヤップンヤンが何気なく香港で暮らしていると

香港生活中には触れ合う機会がないほどにバリバリローカル。

ではそのバリバリローカル新代理店が

実際のところローカルの小さな会社なのかというと

そうではなく、逆ですね、逆。

日本で何気なく暮らしている香港ヤンが三菱商事や三井物産の方々と

触れ合う機会があまりないのと同じようなそんな感じですかね。

それくらいにグローバルビジネスをしているバリバリローカルが

その日本のビールの総代理店になったわけですね。

 

ビールメーカーも生き残りをかけて大きく舵を切ったのかしら?

あそこと別れてココと一緒になるのか。

それにしても、随分思い切ったなぁ~。

 

と、赤の他人のワタクシが感じるほどの動きで

非常に、非常に、非常に興味深い。

 

確かにあそこだったら

香港の隅から隅まで相当な販売網を持っていそうだわ、と、

思わないでもない。

でも実際、日系小売、日系レストラン系はどうなんだろう、と

余分な心配をしてみたり。

 

で、当店まで来てくれましたよ、早速。

 

当店は日本食品専門店なので、

まずは日本の商品からのお話を進める事となりますが

新代理店セールスパーソン側にとってはどうか。

 

MOQ、MOA、商品そのものの価格設定、その他諸々

日本のビールの条件ではうまくまとまらなかった場合、

セールスパーソンとしては、

それならば違うビールもありますよっ!

ほら、こちらはベルギー

こちらはオランダ、

アメリカのビールだって、

韓国のビールだって、

中国のビールだって、

これもあれもと、

次々におすすめビールを紹介してくれる。

なるほど、なるほど。

 

総代理店変更に踏み切った日本のビールメーカーさん。

香港市場での動きはこれから見えてくると思いますが

さてさて、どうなるんだろう。

 

今回香港での総代理店が変更になったのはアサヒではありませんが、

今回一連の動きで思い出したのが、

少し前にあったアサヒの中国、台湾での動き。

Bloomberg(2017年12月20日):

アサヒGH:青島ビール株1600億円で複星集団などに売却

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-20/P0H5UP6JTSEB01

 

 

Bloomberg(2017年10月12日):アサヒGHが青島ビール株を売却へ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-12/OXPD986JIJUO01

 

流通ニュース(2017年10月13日):アサヒ 青島ビールの株式売却へ

www.ryutsuu.biz

 

流通ニュース(2017年12月26日):アサヒ 台湾に新会社設立

www.ryutsuu.biz

 

今回の香港でのある日本のビール総代理店変更の動きを見て、

感じたこと、考えたこと。

海外での販路拡大をどのようにとってゆくか。

自社の大切な商品の海外展開をどこの卸さんに託すべきか。

誰と組んだら自社商品を力強く辛抱強く買手候補に推してくれるのか。

 

ビジネスを進める時に、誰と組むのか、誰と共に歩むのか

それは本当に、本当に大切な事なのだと

改めて考えた出来事でございました。

 

香港内でのビールシェアー比率、今後も注目していきたいと思います。

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外来種問題、磯焼け、鳥獣被害などに思うこと

前々から気になっていたことがありましてね。

外来種問題。

先日、ほら、通勤途中にイノシシ氏に遭遇してからというもの

前々から気になっていた日本の外来種問題などが

今後どうなるのか更に気になって仕方がない。

どうにか本来の自然の生態系を取り戻しながら

人間と動物がうまい具合に棲み分けができるようになると良いのだけれど。

イノシシ氏と対峙する一コマはこちら↓↓↓

hongkongjapan.hatenablog.com

 

外来種生物に限ったことではないけれど

日本では一般的に食されていない生物も

香港ではよく食べるということもよくあって、例えば、

 

草魚(ソウギョ、広東語名:鲩鱼)

ソウギョを使ったお料理レシピ↓↓↓

鲩鱼的做法大全_鲩鱼的家常做法_鲩鱼怎么做好吃【心食谱】

 

ナマズ(鯰、広東語名:鯰魚)

ナマズを使ったお料理レシピ↓↓↓

鲶鱼的做法大全_鲶鱼的做法_鲶鱼怎么做好吃_鲶鱼炖豆腐【心食谱】

 

アイゴ(広東語名:泥鯭)

アイゴのお料理イメージ検索結果↓↓↓

アイゴのお料理画像

 

増えすぎて困っているらしいソウギョやナマズ

これらの魚は美味しいから、日本の皆さんもバクバク食べたらいいのに。

 

日本全国深刻な問題となっている磯焼け。

アイゴが大きな原因の1つならば、こちらもバクバク食べるべし!

 

日本では食べなれない食材だからお料理方法がわからないのかしら?

と思ってみたり

香港では陳皮と蒸したり、中国系香辛料や唐辛子系をたっぷり使ったり

泥臭さを抑えるために香り系料理になる事が多いけど、それをお伝えするよりも

一層の事、中国ヤン、香港ヤン料理人を引き連れて

そういうお料理も楽しめるお店でもやったらいいじゃんっ!!

と、ガツガツ前のめりになってみたり。

 

それにしても、香港ヤンは別として

中国の方々にとって身近な食材が日本中いたるところにゴロゴロいて

住人の方々も困っているという状態で、かの中国の方々が目をつけず

ほおっておくということがあるだろうかと思ったりもしましたが、

そういう道が広がらないのには、やはり、理由があったのですね。

 

これだけ増えて増えて世の中ホントに困ってると

どこもかしこも言っているのに、何とっ!

飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止

運搬することが禁止とな。

環境省日本の外来種対策

何が禁止されているの? | 日本の外来種対策 | 外来生物法

 

はっ??

ほっ??

あらららららら。

 

商売するには活きたまま運んで泥抜きする必要があるけど

泥抜きしたくても運搬禁止じゃ、できないじゃん。

こりゃ、一般人や法人が駆除がてらどうにか貢献したいと思っても

やりたくてもやれない状態なのかしらね、もしかして。

これ本当に深刻な問題となっているならばライセンス制にするとかなんとか

活きたまま運搬できるようにしないと、問題解決、出来ないんじゃないのかしら。

それともあれかしら、環境省の方々には他に策があって、例えば

環境省スタッフの方々が川に入ってソウギョ一匹、一匹捕まえて駆除していく

つもりで足腰鍛えている最中とか?

イヤイヤイヤイヤ、ソウギョって大きいいし力仕事だし

なかなかそれじゃ、大変でしょ。

ああ、でも、ちょっと待って。こんなのもあった。

環境省:外来種被害防止行動計画(案)に対する意見の募集

www.env.go.jp

細かい文字でいろいろ書かれていますが、要約すると

2020年までにどうにか目途をつけなきゃいけないけど

ぶっちゃけ、何をどうしていいかわかんなくなっちゃったよ、

助けてチョーだい!参考になる意見をお待ちしています!!

ということらしい。

さらにザックリと中を覗いてみると、

そのドラフトに108ページものPDF資料があったわ。

108ページにも及ぶ資料を作成されているもの、

環境省の方々自ら川に入ってソウギョを捕まえる時間はなさそうよね。

全国から何かいい知恵が集まると良いですね。

まずは、ほら、業務に限り生きているまま運搬可とかなんとか

その辺りから始めてみたらいいんじゃないかしら。

こうしたことは全国一斉でなくてもいいと思うし、

場所により環境や状況も異なるもの、

県ごと、地区ごとの取り決めでOKとかね、身軽に、身軽にね。

環境省さん、2020年は、もう、直ぐそこヨっ!

外来魚、磯焼け、鳥獣被害とその取り組みなど

外来種関連や磯焼けの興味深い記事を順不同で。

デイリーポータルZ:嫌われ者の魚が美味しい

@nifty:デイリーポータルZ:嫌われ者の魚が美味しい

 

長崎県:磯焼けの現状について

磯焼けの現状について | 長崎県

 

日本テレビ

グリル厄介

 

滋賀県外来魚駆除対策事業(外来魚回収処理事業など)

外来魚駆除対策事業/滋賀県

 

農林水産省:鳥獣被害対策関連(ジビエ事業関連など)

鳥獣被害対策コーナー:農林水産省

「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための施策を実施するための基本的な指針」の改正について:農林水産省

 

和歌山県のジビエ事業取り組み

和歌山県:活かそう、つなごう!わかやまジビエ事業

活かそう、つなごう!わかやまジビエ事業|和歌山県ホ-ムペ-ジ

 

ジモトのココロ(2018年1月10日)

シカが増えすぎて深刻化。山梨「ジビエ料理」が地域にもたらすもの

jimococo.mag2.com

日本ジビエ振興協会

第4回ジビエサミット(2018年1月25日ー27日、3日間:鹿児島)

www.gibier.or.jp

 

環境省自然環境局:日本の外来種対策

特定外来生物等一覧 | 日本の外来種対策 | 外来生物法

何が禁止されているの? | 日本の外来種対策 | 外来生物法

  

WWFジャパン:外来生物問題

www.wwf.or.jp

 

それにしても、さかなクン、多才なお方だ。

キリン氷結WEBムービー

www.youtube.com

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自然たっぷりの小島でお店を運営するということ

Ap Lei Chauは香港の街中から地下鉄で15分とは思えないほど

自然たっぷりの小島であります。

自然たっぷりは良いですが、その自然の中で店を運営していくというのは

時には思いがけない相手と立ち向かう必要があるわけでして。

 

通勤途中@Ap Lei Chau

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柵が張られているのは動物園?ということではなくて

崩れ落ちそうな小道ですからね、金網がはってありますが

ごくごく普通の通勤路でございます。

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ワタクシも毎日生きるのに必死でありますが、イノシシ氏も必死よね。

もともとAp Lei Chauはイノシシが出現する島で、注意書きも

いたるところにあるけれど、朝から出現ってのは珍しい。

日本でも最近は、熊やイノシシ、シカなどが人間居住地に頻繁に

出現しているようですが、人間と野生動物、どうにかお互いに

うまい具合に棲み分けができるようになれたらいいですね。

 

 

と、前置きが長くなりましたが、暫くぶりの更新となりまししたのは

寒いのよっ!

新年、グズグズしたお天気が続き、やっと昨日あたりから太陽が顔を

見せ始めはしましたが、それでも、風が容赦なく

冷たいのよっ!

 

今日は本当はビールのお話をしようと思っていたのですが、

寒さに指がカジカンデ、ビールどころではなさそうなので

次回にでも。

 

香港は煌びやかなイメージがあるかと思いますが、

少し街中を離れると、イノシシをはじめ

牛やサルなどの野生動物も案外普通にいますので

香港を歩くる時には、

どうぞ時々は前後左右確認しながらお進みくださいませ。

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こんな商品あったらいいのに:サイズの小さい油揚げ

先日の大晦日、年越しそばはきつね蕎麦にしました。

むかしむかし、その昔、ざっと四半世紀くらい前かしら?

「赤いきつね」というカップうどんを食べたことがありましてね。

まるちゃんの「赤いきつね」、皆さん、召し上がった事ありますか?

こちらの赤い方↓↓↓東洋水産(マルちゃん)赤いきつねの紹介ページ

www.maruchan.co.jp

この「赤いきつね」のお揚げを食べた時の衝撃が忘れられずに

もう一度、あの「赤いきつね」のお揚げを食べたいなと思いつつ

時代はすでに昭和から平成へ、そしてまもなく

平成から新しい元号になろうというほど時が流れたというのにワタクシの

「『赤いきつね』をもう一度」という

小さな小さな願いは叶う事のないまま今に至っております。

だから現在の「赤いきつね」の中に、かつて衝撃を受けたあの味が

今も続いているのかと聞かれると正直、ワタクシ、わからん。

わからんのではありますが、

赤いきつねを食べたことのある方にお聞きします。

甘いお味のあのお揚げ、時々食べたくなりますでしょ??ねっ?ねっ?

あの赤いきつねのお揚げが、王道のお揚げかと聞かれたら否。

否だと思うの。

否なんだけど、時々食べたくなるのよね、不思議だわ。

そんなゴチャゴチャ言ってないで、

小売店やってるんなら仕入れすりゃいいじゃんとお思いでございましょ?

それがそれが、だってだって、

卸さん、扱っていないんだもの~!

卸さんが扱っていないで思い出したけど、もう1つ

サッポロ一番塩ラーメンね、こちらサンヨー食品。

サッポロ一番に関してはいつかここでも書いたかな?

こちらも時々ムショーに食べたくなるお味のサッポロ一番塩ラーメン。

昨今、様々なインスタントラーメンが誕生しては消え誕生しては消えの

激しい競争を繰り広げていはいますが、今も昔も個人的にはこの

「サッポロ一番塩らーめん」がインスタントラーメンの完成形だと

思っております。

しかし、残念ながらこれもね、ないのよね、周辺の卸さんでの扱いが。

海外では全く見かけない商品ということでもないので、

きっと大手小売さんが直接仕入れていらっしゃるのかしらね、どうなんだろう。

サンヨー食品:サッポロ一番塩らーめん

www.sanyofoods.co.jp

 

東洋水産さぁ~ん、

サンヨー食品さぁ~ん、

「赤いきつね」と「サッポロ一番塩らーめん」

どちらも、超日本的な人々に受けそうなお味で

非ヤップンヤンに受ける味かと懐疑的なものをお持ちかもしれませんが

インスタントヌードルに限った話をするのなら

世界のローカルピーポーは超日本的なものに手を伸ばすくらいには

機は熟していると思います。

ここは1つ新たな展開、ローカル系ディストリビューターへGo!

まぁ、その話はよい。

油揚げのお話をするつもりが、

すっかりインスタントヌードルの話になってしまった。

今日のお話は油揚げでございましたね。

 サイズの小さい油揚げ

そんなこんなで、あの思い出の「赤いきつねのお揚げ」の味を目指し

グーグル先生にお尋ねしてみると、やはりいらっしゃいます。

「赤いきつねのお揚げ風レシピ」を研究していらっしゃる方々。

興味のある方は、ご自身で色々検索していただくとして

折角お揚げを煮るのなら、沢山煮たい。

一挙に沢山煮て、おかずに困った時には稲荷ずしにして

和の感じの出来る奥様を装いたい。

そんな思いもあるものですから、沢山煮るはいいものの、

これまでも稲荷ずしを作るたびに思っていたけど、

大きいのよね、サイズが。半分に切って袋にするけど

もったいないのよね、ダブル部分が。

日本で作っているのなら油揚げも沢山あるだろうし

お高いものでもないので半分切りの贅沢使いもいいけど

これ海外でのこととなると、いちいちその価格も気になり

一枚の油揚げで3個稲荷が出来たらいいのに

とダブル部分を見るにつけ、思うわけです。

 

ところで

香港には「豆腐泡」と呼ばれる油揚げと似た商品がありましてね、

こちら↓↓↓参考画像として「豆腐泡」の画像検索結果

豆腐泡イメージ

この豆腐泡も種類がたくさんあって

空心豆腐泡(中が詰まっていない)と呼ばれる豆腐泡の中に

長方形のものがあるんですね、それが1口、2口サイズの

お稲荷さんを作るのにちょうど良くて我が家では旅行に出かけるときには

この長方形型豆腐泡を煮てお稲荷さんにして持っていくことも多い。

 

油揚げは当店でも冷凍の油揚げを扱っていますが、

これ香港の人に良く売れるんですね。

火鍋に使うということで一回に3,4袋購入する方も少なくない。

実際、美味しいんですよね、広東風火鍋に日本の油揚げ。

それでも火鍋にするには1枚をそのままペラリと入れるわけにもいかず

切る手間がかかるわけで、もともとサイズの小さい日本のお揚げがあったら

香港ヤンも歓喜の予感。

 

お客様の中には稲荷ずし用の「味付けお揚げ」を求めていらっしゃる方も

少なくなくて、そうした方には油揚げを煮て作ったらいいよと

お伝えして皆さんに挑戦してもらっていますが、

よくよくお話を聞いてみると、お子様のお弁当用に稲荷ずしを

作ってるということらしい。

 

そんな風に、かつては「食」といえば人任せだった香港の方々も

今は「食」に対する姿勢も変わってきていますので

昔からそのままの姿で変わらない油揚げも、

多様化した消費者の食スタイルに合わせ、

様々な形があってもいいのかもと、

そんな事を思うわけですね。

 

と、いうことで、日本全国の油揚げ生産者の皆さま!

油揚げというのは我々海外での小売りとしては

ベジタリアンの方々にもお勧めできるし心強い商品の1つ。

日本国内での事情は分かりかねますが、

日本国外から油揚げ業界に吹く風は追い風ですよっ!

海外輸出可能な冷凍油揚げで、小さなサイズの油揚げ

商品開発、是非に!

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永井酒造、陣屋、石橋屋:頑張る人からパワーをもらえるようなそんなお話

2017年12月31日、一年の締めくくり。

一年の締めくくりだからと、この一年を振り返ってみるということは

あまりしない方なのですが歳を重ねたせいか、

今年はちょっと振り返ってみたくなりましてね。

こうして今ザックリ思い出してみると何と言いますか

思い出深い一年といいましょうか。

久しぶりの再会を果たした年、新しい出会いのあった年。

5,6年ぶりにお会いできた方もあれば、中には15,6年ぶりの再会と

なった方もあり、お互いにそれなりに年を重ねたことを改めて実感。

ブログを拝見していて、いつかお会いしたいなぁ~と

思っていた方とリアル世界でお会い出来たりと、

実に実りのある「出会い、再会の一年」でありました。

それもこれも周囲の皆さまの思いあってこそ、こればかりは

感謝をしてもしきれないものであると同時に

「実店舗という空間」があったからという部分も大きく、

ネット社会が生み出す検討事項や人と人との距離の取り方など

以前とは異なる懸案部分は山のようにあるものの

それでも「実店舗」という、

人が作り出す、その「空間的な心地良さ」というものを

改めて感じる事ができた再確認の年でした。

 

さて。

前置きが長くなりました。

新たな年が始まりますのでね、折角ですので、

頑張る人からパワーをもらえるようなそんなお話をいくつか。

 

Diamond online (2017年12月29日)

世界一予約が取れない人気店でも採用、群馬の小村で生まれた日本酒

飛び立て、世界へ!中小企業の海外進出奮闘記

diamond.jp

朝日デジタル(2017年12月29日)

老舗旅館、週3日休館でも売り上げ倍

www.asahi.com

Diamond online (2017年4月27日)

零細こんにゃく企業が機械を捨て‘手づくり’で世界を制した理由

diamond.jp

 

新しい年、どうでしょうかね。

取りあえず、動く、動いてみる。

そんな感じで、取りあえず動いてみる年に出来たらいいなと

そう思います。

 

 

世界中の人々が穏やかな年を迎えることができますように。

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