Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。

新入荷:長龍酒造(奈良県)「吉野杉の樽酒」

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新入荷:長龍酒造(奈良県)「吉野杉の樽酒」

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先日、少し触れました、木の香が特徴のお酒。

hongkongjapan.hatenablog.com

その香や味わいが、実際、香港の皆さんに受け入れらるかどうかという事は

まだこれからその流れが見えてくると思うのですが、先日、ご紹介いただいた

数多くのお酒の中から、まずは、こちらの「吉野杉の樽酒」を数本。

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香港で入手できる日本の雑誌などを見ている限りでの感覚ですが、

「樽酒」が日本で流行っている方向でしょうか?

最近「樽酒」という名のつくお酒が増えているように感じます。

 

長龍酒造「吉野杉の樽酒」

さて、今回入れてみた長龍酒造「吉野杉の樽酒」

最近増えてきていそうな「樽酒」の中でも、

こちら、長龍酒造の「吉野杉の樽酒」は、日本で最初に発売された「瓶詰の樽酒」

 

同じく吉野杉甲府樽を使用して造られた「吉野杉の樽酒 雄町山廃純米酒」

というお酒も試飲したのですが、何故、今回「吉野杉の樽酒」にしたかというと

香港の皆さんが普段食べている食事にはこちらの方が合うような気がしたことと、

料金とお店の環境。

お店があるエリアというのは、日本の商品であれば高ければ高いほど売れると

いうエリアではないので、ある一定の料金を超えると、途端に動かない。

お店自体も半屋外的な作りで、繊細過ぎるお酒も取り扱いが難しい。

そして、香港ではまだ珍しい「樽の香のお酒」という、そのものズバリの特徴が

お客様との会話に繋がり、この「吉野杉の樽酒」は、このエリアでの

売り手としてはとてもありがたいお酒だと思います。

実際、今回の仕入れは追加で、前回初めて入れた時のお客様の反応は

「へぇ~、そうなんだ、じゃ、今日はこれにしてみる!」という反応。

香港の方にとっては未知の世界の味と、試してみやすい料金体系という

そのバランスがいいのかもしれません。

ご購入いただいたお客様からのフィードバックが楽しみ、楽しみ!

 

大切な商品を、どこの卸さんに託すべきか

大切な商品をどこの卸さんに託すべきかという事については、

このブログ内でも、たびたび触れてきています。

 

今回、お酒を紹介していただいてから比較的早く仕入れに至ったのには

もう1つ大きな理由があって、それは1本から注文できるという事。

我々のように小さな小さな小売店で仕入れをする時に、非常にありがたいのは

この少量注文可という、その体制。

日本酒は、香港に数多く入っていて、魅力的なお酒も多いのですが、

仕入れは箱単位という縛りのあるお酒もあり、残念ながら

泣く泣く仕入れを諦めているお酒もあります。

 

 

日本の酒造さんの中には、香港進出を検討中という方もいらっしゃるかもしれません。

香港側の卸さんを決定する時に、香港市場への流通をどうしたいのか

カートン単位での動きにして大量購入する法人にだけ卸したいのか、

数本からでも、こだわりの料理屋さんに卸したいのか、

卸さんがどう動くかはあまり我関せず、取りあえず日本の港を出港すればそれでよし

とするのか、色々な方法があると思うので、その辺りも考えて

香港の卸さんを決めるというのも大切な事かもしれません。

どれが正しくて、どれが間違っているという性格のものでもないし、

自分たちのお酒をどう広めていきたいのか、それに合致していれば

様々な方法があっていいのだと思います。

 

 

日本で最初の瓶詰め樽酒

長龍酒造の「吉野杉の樽酒」皆様も、是非に。

www.choryo.jp

 

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