Ap Lei Chau Days - 香港の日本食小売店運営での日々の出来事。

香港の漁村の小島の街市内で日本食品小売店を展開。前代未聞のこのビジネスを運営する中で見える事、感じる事、日々の出来事をつづります。他人に厳しく自分に甘く、自分勝手な毒舌日記ゆえ、自己判断でご覧下さい。

欲しいのは昆布か、ワカメか。ワカメ業界の世界での営業活動に物申す!

和食が世界各地から注目され、昨今、その中でも「UMAMI」や昆布を使った出汁

という和食独特の深みの部分が注目されている。特にこの3,4年は顕著かな。

 

ダイヤモンドオンライン(2014年3月19日):

”消えゆく業界’から海外シェフ注目の食材へ 日本の食文化を守る「幻の昆布問屋」

diamond.jp

 

もう大分前、多分15年とか20年とか、それくらいの単位での「前」のことで

うろ覚えなのだけれど、偶然見たテレビ番組で印象深いシーンがあった。

「昆布だしを世界に広めてゆこう」という活動をしている方々を紹介する番組で

外国の方相手に試行錯誤、奮闘する人々を追う内容。

西洋系料理のシェフに「昆布だし」のを味見をしてもらったところ、

シェフたちは、その透明の水を味わってみるものの「感じない、わからない」

というコメントだったように記憶している。

 

それが、最近は

「長時間かけてつくるフランス料理のブイヨンとは異なり

昆布だしは短時間でつくれ、うまみもタップリとれる」というコメントを

西洋の方々が仰るのも珍しくなくなった気がする。

昆布だしを世界に広めようという活動を長く続けてきた結果が今

形となってみえ始めているのかもしれません。

 

「昆布のうま味」のフランスでの様子をフランス在住のフランシウム87さんが

ブログ内で触れていました。

昆布の旨味 フランスの新聞記事から'umami'を観察してみる

francium87.hatenablog.jp

 

欲しいのは昆布か、わかめか

所変わって、こちら香港。

ここ香港でも「昆布」の人気は引き続き高く、特にこの2,3年は

「料理は時々しか作りません」という層にまでその「昆布」という単語は

すっかり浸透したのではないかと思います。

 

このブログ内にも度々、出て参りましたね。

hongkongjapan.hatenablog.com

hongkongjapan.hatenablog.com

「昆布」という言葉自体はすっかり香港にも浸透しているし、

「昆布だし」や「昆布つゆ」といったスタイルの商品も、確かな人気で

スッカリ定番商品であることには間違いない。

間違いないのですが、

ここで、あたらめて、敢えて声を大にしてお伝えしたいことがあります。

「昆布くださぁ~いっ!!」

とやってくる香港ヤンは、たいていの場合、そのご本人が欲しているものは

「わかめ」

ですな、これ。(←皆さん、わかめを麺に入れて召し上がるのよね)

 

昨年の今頃は

「このお客様は、本当に昆布が欲しいのかしら、それとも、何かしらの理由で

わかめとお間違いになってるのかしらっ?大丈夫かしら??」と

売る側のワタクシの方が気を遣うくらい心配していましたが、今ではすっかり

大体ね、インスタントラーメンだって外食して食べるのがデフォの

あなたたち香港ヤンが、昆布で出汁とって、料理するかっ??

あなた、欲しいのホントはワカメなんじゃないっ??

と、斜め45度から聞いてあげてますけどねっ!

聞いてあげてんのよ、わざわざ。店主の良心以外の何ものでもないでしょ!

 

わかめ業界さんもね、ワカメ業界さんよ。

「皆さんが欲してるの、ほんとは、ぼくら、ワカメですから~っ!!」

って声引っ提げて、世界各国で活動したらいいと思うのよ、

(香港では)需要があるのに、ホントもったいないわ。

昆布業界さんが、これほどの長い年月をかけて「昆布の旨味」という

普段和食とは縁遠い方々には中々わかりずらい部分を、世界に広めようと

試行錯誤しながら奮闘を続けてゆく中で、

人々が欲しているのはホントのところはワカメだったという

そんな素晴らしいアドバンテージを既に持っているというのに

ワカメ業界の世界での営業活動、ほんと、足りてないんじゃないですかね。

一体全体、わかめ業界、どうなってんのよっ!と気になりググってみると、

 

あっ!!

あるじゃないですか「日本わかめ協会」とやらが。

www.nippon-wakame.jp

日本わかめ協会さぁ~ん!!

ワカメに吹く風は追い風よ!

普段、ワカメを食べたことのない人々でもわかりやすいように

使い方イラスト化して、世界で普及活動よ!

がんばってちょーだい!

人手が必要なら、お手伝いするわよっ!!

 

最近はヒアリの裏で何やら世界から恐れられているのがワカメらしいじゃん

くらいなお話がチラホラ聞こえてきていますが、それならばですよ、

news.livedoor.com

これまで赤道またいで海外輸出するには難しいという課題があったのだから、

現地生産、現地加工で世界制覇よ。

 

 

そんなこんなで昆布とワカメ。

昆布とワカメ、香港ではどちらも人気

この先、8月にはまたFOOD EXPOがありますでしょ、そうすると

そこで知識を得てきた香港ヤンのにわか昆布ファンが増えますのでね

その辺りも、香港ヤンの動きというのは本当にわかりやすい。

いずれにしても、昆布とワカメ、どちらも香港で人気でゴザイマス。

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